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zoom RSS 労働者をうつ病で自殺させるマニュアルの恐怖

<<   作成日時 : 2015/12/03 06:45   >>

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早朝から苦笑してしまったある社労士による「モンスター社員とトラブルになった時は、こうしよう,モンスター社員の解雇方法 | モンスター社員を解雇せよ! すご腕社労士の首切りブログ」。佐々木亮弁護士の昨日の連続ツイッターで「弁護士だったら、こんなの普通に懲戒レベルだけど、社労士だとこういうのありなの?」とあったが、ブラック企業の拡大要因のひとつには、このようなモンスター社労士の横行があり、高い会費の学習会が全国で開催され、パンフも配られていた。その「闇の虎の巻」がネットで公開されるとは…。

社労士が、労使紛争に介入するケースは相変わらず多発している。全国の社労士会が権益拡大のために、連合などにも日参し、一定の法改正もかちとった時は、その「中立性」や「法遵守」が一定担保されていたし、多くの地方連合が毎年開催している「社労士会との懇親会」でも、強く表明されていたはずだ。都道府県社労士会の専従事務局長などには、地方労働局の役員(監督官)が天下りし、いかにも「官の管理」があるようなポーズを見せていた。

しかし弁護士と異なり、社労士会に加入しなくても営業できるし、譴責のデメリットもなく、凄まじいまでの蛮行が一部社労士によって展開されている。このブログは良い証拠になりそうで、黒い癒着関係にメスを入れるべきではないか。とにかく悪徳社労士が跳梁跋扈するおかげで、良心的な社労士が逆に弾圧されているケース、弁護士に対する異様なまでの敵愾心と暴言、ダニやヒルのごとく経営者にくらいつく姿勢に、現役時代、多くの苦情を受けたし、自分も目の当たりにしたことがある。

この首切りブログの「第40回 社員をうつ病に罹患させる方法」 は凄まじく、「万が一本人が自殺したとしても、うつの原因と死亡の結果の相当因果関係を否定する証拠を作っておくことです。なぜなら因果関係の立証は原告側にあり、それを否定する証拠を作成しておくことは、会社の帰責事由を否定することになるからです。」とまで書いてある。佐々木弁護士は「この社労士さんを顧問としていたり、コンサルを受けている会社に対する労災の損害賠償請求事件では、このブログが過失立証の有力な証拠となりそうだ」と綴っているが、刑事罰の対象にさえなりかねない…。

さすがに消える可能性もあるので、参考(?)までに添付しておく。

モンスター社員の解雇方法 , 会社がやれることは何でもやろう  第40回 社員をうつ病に罹患させる方法(2015年11月24日)
http://monju-associate.com/blog/info/%e7%ac%ac%ef%bc%94%ef%bc%90%e5%9b%9e%e3%80%80%e7%a4%be%e5%93%a1%e3%82%92%e3%81%86%e3%81%a4%e7%97%85%e3%81%ab%e7%bd%b9%e6%82%a3%e3%81%95%e3%81%9b%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95/
Q 当社にいるモンスター社員は、上司に逆らう、遅刻する、タバコさぼりなど行動が異常です。なんとかうつ病にして会社から追放したいのですが、いい方法ありますか。もちろん会社が法的に責任取らなくていい方法に限ります。
A 結論から言えば可能です。少し手間がかかります
 まずバツを与えるべき根拠を就業規則に盛り込みましょう。
@就業時間中の喫煙の禁止 
A上司に文句を言うことの禁止 
B遅刻の禁止  
 そしてこれから違反した場合には厳しく処罰を与えることを決めます。そして指導として本人に反省文書を書かせることです。これもバツの一つです。適切合法なパワハラを行ってください。適切にして強烈な合法パワハラ与えましょう
@まずノートと筆記具を用意します。それから、ノートに自分が今まで行ってきた失敗や他人へ迷惑をかけたと思っていること、不快に感じたこと、悲しかったことなどを思い出せるだけ書き、その事柄に対して自分に非があるように関連付けて考えて書いていくことを繰り返しましょう。うつ状態というのは自分を責める病気なので、後悔の量が多ければ多いほど(過去に否定的な執着する程)発症し易いです。
A次にモンスター社員に降格減給 与えて経済的にダメージ与えます。適切な理由でっち上げましょう
Bそして万が一本人が自殺したとしても、うつの原因と死亡の結果の相当因果関係を否定する証拠を作っておくことです。なぜなら因果関係の立証は原告側にあり、それを否定する証拠を作成しておくことは、会社の帰責事由を否定することになるからです。したがってそれができればうつ病自殺されても裁判で負けることはありません。
C本当にうつ直前になったら、休職命令与えてもいいでしょう。休職満了による退職でも可能でしょう。
 その際には企業法務労働法務に詳しい特定社労士のサポートを得ることが必須となります。
 モンスター社員に精神的打撃与えることが楽しくなりますよ。


「適切にして強烈な合法パワハラ」に加え、最後のセリフが恐ろしいが、経歴を見ると、中部電力から生産性本部にも勤務したとある。これもなかなか明らかにされないが、かつての富士政治学校等での研修会では「左派対策」で同様な講義が行われていたと聞く。「企業に吸い付いたダニを退治するために」と称し、警察との連携による刑事告訴も実地学習があり、ピケットの前でわざと転び、救急車を呼ぶ訓練もあった。わが方の学習会でも、「相手が倒れたら、こちらも直ぐ倒れ、救急車を呼べ」と教えたものだ。

労働講座では、パワハラへの対抗マニュアルも話したことがある。重要ツールとしてボイスレコーダーを必須アイテムとしてレクチャーしたが、現在はスマホで録音できるゆえ、さらに簡単に労働審判等でも証拠として登場してくる。しかし、労働者を自死させる勧めが、公然と掲げられる凄まじい時代になったことに、深刻な悩みを感じる。

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ブラック士業もここまできたか!と驚くブラック社労士の姿。社労士制度の見直しが必要。
すでに、多くの人たちがネット上で取り上げていますが、ブラック士業・ブラック社労士問題。その究極のブラック士業ともいうべき社労士がいま、話題になっています。 ...続きを見る
おれんじの樹(「ビルマ」と「労働組合」を...
2015/12/10 10:15
「非弁行為」で断罪は危険と感じてしまう
小手先の措置で巨悪を隠すというのは為政者の常套手段で、不倫問題は議員辞職で、甘利に酷い汚職・法違反はスルーされようとしている。メディアの責任も大きいが、ある役人OBは一言。「大騒ぎにならないように安定を保つのが我々の責務」と呟いた。もっとも、その後で本音、「そんな議員を選んだのも国民であり、騒ぐのも国民。そんな国民に対応するのが我々」と…。労働委員会等で公務員の皆さんと深くお付き合いすると、その根本的姿勢は「正義の理念」(?)よりも法・規則・慣行等による「安定」で、前例踏襲と事なかれ主義、... ...続きを見る
シジフォス
2016/02/13 07:00

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