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zoom RSS 1年前の行動を何故いま逮捕…そして沖縄平和センターに

<<   作成日時 : 2016/12/01 06:14   >>

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公安筋による過激派(?)や在日朝鮮人への対策以外に、これほどの大弾圧があっただろうか。しかもメディアはほとんど報じないことにさらに唖然とした。沖縄タイムスは「戦後の沖縄でも、まれな権力の暴走」と見出しをつけ、池宮城紀夫弁護士(住民側弁護団長)が「今回の逮捕で、辺野古新基地と高江ヘリパッド建設に反対する住民運動を徹底的に弾圧しようとする政府の姿勢が明らかになった。政府にとっては米軍基地の提供が、自国民の表現の自由や民主主義よりも大事だということの現れだ」との記事を発した(11/30)。

>逮捕のタイミングが県の高江ヘリパッド建設と、シュワブ陸上部工事の再開容認と見事に重なる。政府や警察は県の姿勢が揺らいだ機会を逃さず、1月の出来事を持ち出して県と市民との分断を図ってきた。
 県警は市民がコンクリートブロックを積み上げる現場を確認しており、映像も記録しているはずだ。容疑を裏付ける証拠はそろっており、沖縄平和運動センターまで捜索する必要はないはずだ。県警は抵抗運動に関わる市民の情報が欲しくて、センターのパソコンを押収したのだろう。捜査権限を乱用しているのは明らかだ。
 高江や辺野古での警察の横暴は、復帰前の米軍施政下よりひどい。僕は当時の運動を見てきたが、米軍でも基地に反対する人々をむやみに逮捕・投獄することはしなかった。戦後沖縄の歴史の中でも、まれに見る権力の暴走が高江と辺野古で起きている。(沖タイ)


念のため、琉球新報の記事で事実を確認しておく。自分も半世紀、様々な運動に関わってきたが整然と法の枠内で「非暴力」を貫き、社会的に認知された運動団体が行った行為にここまで露骨な弾圧が加えられた記憶はほとんどない。アベ政権の戦争ができる国へ向けた暴走はここまで来ており、本来は国会を含め徹底した糾弾行動が取り組まれるべきだと思う。

沖縄県警、平和センター捜索 辺野古抗議拠点も 威力業務妨害容疑で4人逮捕 (琉球新報 2016年11月30日)
 沖縄県警警備1課と名護署は29日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で1月、コンクリート製ブロックをゲート前に積み上げて普天間飛行場移設工事に抗議し、工事車両の進入と沖縄防衛局の業務を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)を含む計4人を逮捕した。県警は逮捕に合わせ、複数箇所で家宅捜索を実施。本紙は6カ所での捜索を確認したが、捜査関係者によると、8カ所を捜索したという。県は25日、シュワブ内の陸上工事を承諾しており、工事が本格化するのを前に、反対する市民らによる抗議行動をけん制する目的があるとみられる。
 逮捕されたのは山城議長、職業不詳男性(66)=宜野座村、職業不詳男性(59)=名護市、職業不詳男性(40)=名護市=の4人。県警は捜査に支障を来すとして、それぞれの認否を明らかにしていない。
 逮捕容疑は1月28日午後2時5分ごろから同30日午前8時41分ごろにかけて、移設工事を阻止するため、米軍キャンプ・シュワブゲート前の路上にコンクリート製ブロック1400個余りを幅約5メートル、高さ約2メートルに積み上げてゲートをふさぎ、複数人で車両の前に立ちふさがるなどして工事関係車両の搬入と沖縄防衛局の業務を妨害した疑い。
 県警は29日午前から、山城議長の自宅や辺野古新基地建設に反対する市民らが活動拠点としているシュワブゲート前のテント、沖縄平和運動センターなど県内の複数の関係先で家宅捜索を実施し、書類など数十点を押収したとしている。
 県警は逮捕した4人について「(事件発生時の抗議行動で)主要な役割を担っており、山城議長が扇動していた」とし、逮捕時期に関しては「多数の人が事件に関わっており、被疑者特定と裏付け捜査に時間を費やした」と説明した。
 逮捕された市民と名護署で接見した三宅俊司弁護士は「皆、黙秘している」と説明した。その上で、威力業務妨害の根拠とされるブロックを積む行為について「市民は警察の目の前でブロックを積み、その翌日に警察がそのブロックを撤去する、という行為が繰り返された」とし、抗議が警察の監視下で行われたことを説明。「威力業務妨害なら、警察はブロックを積む前に市民を止めるべきだ」と警察の対応と逮捕の理由の矛盾を指摘した。「1年近くたって逮捕した。異常な状態としか言いようがない」と非難した。


弾圧のタイミング、対象、メディア報道の不十分さなど、どうしても釈然としない。沖縄もターゲットとした組織的謀略ではないかとの思いがどうしても強くなる。琉球新報で、専修大の山田健太教授(言論法)は、以下の通り発言した。

>辺野古関連の家宅捜索や逮捕が続いた当日も、テレビでは歌手の覚せい剤再逮捕と五輪会場選定のニュースばかりだ。新聞も小さな記事だ。沖縄に対する関心は一定程度広がりを見せつつあるものの、「日本」には沖縄で今起きていることは伝わっていない。公権力の行使が社会全体として「なかったこと」として過ぎ去ることは大変危険だ。
 しかも起きていることは、表現活動への恣意(しい)的な嫌がらせと言ってもよい。言いたいことを言いたい時、場所、方法で行うことが表現活動の基本だ。そうした時期や方法を、極めて効果的に奪う常とう手段が警察による逮捕や捜索、あるいは差し押さえ・押収だ。
 運動拠点の捜索や、リーダー格を狙い撃ちしたかのような度重なる逮捕と長期拘留は、反対運動を反社会的行為と印象付ける効果も生みかねない。これらが「反対の声」の未然抑え込みならば、市民的自由が保障された民主的な社会としての最低条件が失われつつあるということで、極めて深刻な事態だ。(11/30)


東京新聞11/30の「本音のコラム」欄で斉藤美奈子さんは、「薬物所持などによる芸能人逮捕と永田町の動向の間には、何か相関関係があるのだろうか」とし、こう指摘した。@酒井法子逮捕(2009.8.8)=7/31衆院解散・8/18総選挙公示で政権交代への期待が高まる直前、AASKA逮捕(2014.5.17)=5/15安倍首相・集団的自衛権行使の一部容認を発表した二日後。B清原和博逮捕(2016.2.2)=1/28甘利明大臣が建設業者からの金銭授受疑惑で辞任直後。野党追及本格化の直前、C高知東生逮捕(2016.6.24)=参院選告示(6/22)の二日後、そして今回DASKA再逮捕(2016.11.28)=年金法やTPP承認にむけた会期延長。

今回のASKA再逮捕の強引さ・異様さはNETメディアでも指摘されている。

>ASKA逮捕を事前予告して“見せ物“に! 清原逮捕に続く警視庁組対5課の情報操作とそれに乗っかるマスコミの手口(リテラ 2016年11月28日)
http://news.livedoor.com/article/detail/12344876/

そして韓国で起きているスキャンダルと反政府行動は紹介しても、労働組合がからむとほとんど紹介されなくなる。以下の日本にも連動する米国の最賃行動などはまったく報じられない。写真を含め必見なのだが…。

最低賃金時給15ドル求め米各地でデモ、逮捕者も(AFP 2016年11月30日)
http://www.afpbb.com/articles/-/3109683
 全米各地で29日、ファストフードチェーンや空港の職員らが、最低賃金の時給15ドル(約1700円)への引き上げと組合の権利を求めてデモを行った。
 デモはニューヨーク(New York)やロサンゼルス(Los Angeles)、イリノイ(Ilinoi)州シカゴ(Chicago)、フロリダ(Florida)州フォートローダーデール(Fort Lauderdale)などで行われた。
 ニューヨークでは金融の中心地、ウォール街(Wall Street)近くの米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)の店舗の前に約500人が集まった。ロサンゼルスでは、中心地近くにあるマクドナルドの店舗の外で、交差点から立ち去るようにとの警察の命令に従わなかったとして約40人が逮捕された。


昨日は、「労働情報」誌次号にむけ、「米国におけるトランプ・サンダース旋風と新しい労働運動」をテーマに篠田徹さんと山崎憲さんに1時間半対談をしてもらったものを終日、原稿化した。ページ数が未定ゆえほぼ全文を起こしたため8千字を超えてしまった。これを割り付けしつつ、字数を切り詰め、見出しやリードもつけ、お二人にチェックしてもらう作業を今日行う。自分の原稿は、発言そのままではなく、その真意を表現する意訳が多いのでどうしても注意深くなる。今日から師走、体調と相談しつつ異常で未曾有の時代に対抗したい。大変な原稿起こしだったが、お二人の発言は大胆かつ刺激的で、できれば全文載せたいのだが…とにかく乞うご期待。


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