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zoom RSS 石原さとみさんが「労働は罪」って言った

<<   作成日時 : 2018/02/04 05:50   >>

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日本のテレビドラマは現実を描かない(描けない)というが、今冬TBS放映の「アンナチュラル」(金曜日22時〜)は面白い。準民間の法医解剖医が主人公のお決まり医療ものだが、野木亜紀子さん(『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来』など)の脚本がよくできている。2/2の第4話では、過労による交通事故死がテーマで、企業責任が追及された。本田由紀さんも<連続勤務、早朝から深夜までの仕事…今の日本では当たり前の勤務体制ですよね。ゆとりのない日本。でも、そんだけ働いていても、決して暮らしは楽ではなくて、人生いっぱいいっぱい。毎回このドラマの中に静かに現代社会の問題が描かれていて興味深い脚本です>との言葉をリツイートしていた。驚いたのは主役の石原さとみさんが原因究明できた後、「イタリアでは労働って罪なんだって」と話していたこと(苦笑)。

言うまでも無く、キリスト教の原典である聖書のエデンの園で示されていること(アダムとエバは楽しく暮らしていたが、リンゴを食べてエデンの園を追い出され、「罰として」労働しなければならなくなった)による話で、それに対し、日本では「労働は善」とされ、長時間労働を強いられている。ドラマで過労による交通事故を扱ってもらったのは実に嬉しく、できれば野木さんには社員全員の反乱を労働組合つくりにつなげて欲しかった。<教えて!goo>に「なぜ欧州と日本ではここまで労働の考え方が違う?」との質問があり、ベストアンサーが以下の内容であり、これも興味深く(?)、添付させていただく。これが労働組合への共通認識…?

>欧州の企業と日本の企業との最大の違いは契約思想です。ご存じと思いますが欧州人は個の確立というか自我意識が日本人にくらべてはっきりしています。そして彼らは長い期間を経て雇い主と労働者の間で労働条件を明文化で契約して個々人の権利として確立します。日本でも労働協約を結んでいるのだから形式は同じなのだけど日本人なら仕事時間が終わっても周囲を見渡して空気を感じ取ろうとし、上司に言い訳がましいことを口にしながら退社でしょ。
 僕は仕事もしないで毎晩職場で雑談する同僚を苦々しく思いながら働いて来たけれど概ねサービス残業を重ねる人生でした。もし自分の人生を大切に思うなら職場に拘束されない時間をきちんと手に入れるべきでした。欧米人はそれをしっかり手にして人生を歩みます。
 もう一つの違い。労働組合のあり方が欧州と日本では違います。日本は企業毎の組合が単位でだれも不思議に思わない。結果、組合幹部と企業経営者がなれ合うのは日常茶飯事。欧州の労組は地域内の職種毎の組合が単位。だから自分たちの職種に誇りを持ちながら一企業で発生したトラブルに地域内の職種組合が一斉に立ち向かう。こうして現実に一歩ずつ権利を獲得してきた。
 結果、彼らの意識は○○企業に所属する意識よりも、△△の職種に所属する意識なので日本人から見れば驚くほど自由に企業を移り変わる。日本は長らく生涯1企業で忠誠をつくすかわりに保護されてきた。昔の大名と家臣の関係と同じ。今、日本の企業風土は壊れ、平気でリストラされる。そうなれば欧州式の職種意識の方が労働者を守ってくれることになった。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7895774.html

今朝は同じく本田由紀さんがリツイートした以下のTwitterを読んで終わる。重要な情報…だと思うが、なぜみんな労働に関するタダ働きなどの法違反には屈し続けるのか、国際的には理解されない。

>母がインフルで個室の病棟に入院。入院手続きを私が代行した際に、受付窓口の方に個室料金は保険適用外だと告げられました。しかしながら、インフルでの個室使用は患者個人の希望ではなく、治療目的での医療側の選択になるので、本来なら差額ベッド代はかからないはずです。その旨を告げると、受付の方は戸惑ったような感じで「どちらで、それをご覧になったんですか」と聞かれるので、「新聞記事です」とiPadでこちらの記事を見せたところ、保険外料金はかからなくなりました。

病室の差額ベッド代の支払いは必要か(朝日新聞 2016年2月16日)
https://digital.asahi.com/articles/SDI201602149048.html
 入院した際に利用する病室にはいろいろなタイプがあります。場合によっては、特別な費用負担が求められます。今回は、その費用について考えましょう。
 病室を患者の費用負担の面から大別すると、差額室料(差額ベッド代)の必要な病室とそうでない病室があります。差額室料(差額ベッド代)とは、健康保険の適用されない特別な費用を指します。この費用負担を患者に求めることのできる病室は、定員が4人以下で、プライバシーに配慮した設備や広さを備えています。個人用の私物の収納設備や照明、小机や椅子なども有した、いわば「特別室」というわけです。
 通常、入院時に受ける医療サービスは健康保険適用のものであり、病室に関しても、患者の同意がない場合や治療上の必要性により「特別室」に入院させられた場合、差額室料(差額ベッド代)の負担は発生しません。病棟管理といった医療機関側の事情により「特別室」に入院させられた場合も、差額室料(差額ベッド代)の負担は生じないのです。あくまで、患者が実質的に「特別室」を選択した場合にこの差額室料(差額ベッド代)の負担が発生します[1]。
 差額室料(差額ベッド代)の負担を患者に求めることになった背景には、入院時の療養環境の向上に対する国民のニーズがあります。厚生労働省が、患者の選択の機会を広げるために、一室あたりの病床数や一人当たりの面積などに関して一定の要件を満たす病床であれば患者に妥当な範囲の負担を求めることを認めているのです。
 ただ、この差額室料(差額ベッド代)については、医療機関と患者との間でトラブルが生じることもあります。差額室料(差額ベッド代)の必要な「特別室」への入院に関して、患者の同意があったかのどうか、患者が「特別室」を選択したのかどうか等のトラブルです。それら次第で、患者に負担が生じるかどうかが変わってくるからです。皆さんもこのようなトラブルにあわないために、入院時には医療機関の説明にしっかりと耳を傾け、不明点があれば確認し、そして、退院時の領収証にもきちんと目を通すことが大切です。
 参考までに、医療機関が差額室料(差額ベッド代)を患者に求めてはならない場合ついての厚生労働省の通知(抜粋)を記載しておきます。
******************************
<厚生労働省、保医発0326第1号、平成26年3月26日>
【特別の料金を求めてはならない場合】
@ 同意書による同意の確認を行っていない場合(当該同意書が、室料の記載がない、患者側の署名がない等内容が不十分である場合を含む)
A 患者本人の「治療上の必要」により特別療養環境室へ入院させる場合
(例)
・救急患者、術後患者等であって、病状が重篤なため安静を必要とする者、又は常時監視を要し、適時適切な看護及び介助を必要とする者
・免疫力が低下し、感染症に罹患するおそれのある患者
・集中治療の実施、著しい身体的・精神的苦痛を緩和する必要のある終末期の患者
・後天性免疫不全症候群の病原体に感染している患者(患者が通常の個室よりも特別の設備の整った個室への入室を特に希望した場合を除く)
・クロイツフェルト・ヤコブ病の患者(患者が通常の個室よりも特別の設備の整った個室への入室を特に希望した場合を除く。)
B 病棟管理の必要性等から特別療養環境室に入院させた場合であって、実質的に患者の選択によらない場合
(例)
・MRSA等に感染している患者であって、主治医等が他の入院患者の院内感染を防止するため、実質的に患者の選択によらず入院させたと認められる者
▼参考資料
[1]厚生労働省, 「「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」及び「保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める医薬品等」の実施上の留意事項について」の一部改正について, 保医発0326第1号, 平成26年3月26日.

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