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zoom RSS 街から消えたもの、消えつつあるものは何か

<<   作成日時 : 2018/05/05 07:51   >>

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数年前までは普通にあったもので姿を消しつつあるものは何か。直ぐ出てくるのが赤ん坊のおんぶ、男のズボンの線、街中の時刻表示、家のFAX、喫茶店の固定電話と公衆電話、商店街の魚屋さん、灰皿や歩き煙草…いずれも何故消えたか考えると興味深い。さらには消えつつあるものを考えると深刻だ。すぐ浮かぶのが本屋。先日赤坂見附で、少し時間が空いたので時間つぶしをしようと思い捜したが見当たらない。駅前の交番で聞いたらクビをひねり数秒間…「東急ホテルの中にあるのでは…?」と言うので行ってみたが無い。TBSの前でやっと見つけたが事態は深刻だ。何度も書いたテーマだし、労働運動的には多くの書店争議が記録され自分も闘ってきたが、下記の文章は大学内で起きたこととして衝撃的だった。当然のようにここには労働組合は登場しない。また街の書店を破壊しつつあるAmazonも出てこないが、必見だ。なお長文なので添付はしない。

ひとつの本屋で起きたこと。(本屋でんすけ にゃわら版  2018.5.3)
 猛烈にご無沙汰してしまいました。でんすけのかいぬしです。
 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、2018年3月31日で10年務めた立教大学池袋キャンパスのセントポールプラザ書籍店を退職しました。
 さて、だいぶ気持ちが落ち着いてきたので“ひとつの本屋”であった出来事として書いておきます。長くなりますし、若干暗い話なのでそういうのが苦手な人は回れ右! よろしくお願いいたします。

https://nyawaraban2014.amebaownd.com/posts/4135126

セクハラなど多くのハラスメントや過労死・過労自死は今すぐでも無くなって欲しい。戦争や紛争、兵器も同様だ。その一方。労働組合は今でも絶滅危惧種かもしれない…そして、何よりも人類が死滅する可能性は多分にある。あと200年もつだろうか、誰もそこに警鐘を鳴らさない不思議。今朝は東京新聞のこんな社説を読んで終わる。

【社説】こどもの日に考える ウミガメとこいのぼり(東京新聞 2018年5月5日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018050502000156.html
 たとえばウミガメがなぜ泣いているのか。子どもたちは知っています。ウミガメの未来は子どもたちの未来。未来を生きるのは、子どもたちなのだから。
 リサイクルの“最終走者”といわれたその都市が「ごみ非常事態」を宣言したのは、一九九九年二月のことでした。名古屋市です。
 ごみの処理量が年間百万トンを超え、市と市民はそれまでにない勢いで、分別や、リサイクルに取り組みました。その結果、二十世紀最後の二年で、処理量を23%、埋め立て量を47%、減らすことができました。
 ここ数年の処理量は約六十万トンで推移、安定しています。
 でもそれで、ごみ問題が終わったわけではありません。
 あれから二十年、「次世代へつなぐ思い」というタイトルのDVDを制作し、今月、市内のすべての小、中、高校に環境教育の教材として配布する予定です。
 オリジナルのエコソングやエコダンス…。とりわけ印象的なのが、市内の小学校で収録された四年生のモデル授業の模様です。
 最初は国語。テーマは「海の環境」です。教科書は閉じたまま。先生がクラスに問い掛けます。
 「ウミガメは絶滅の恐れがある生き物です。なぜでしょう」
 一斉に手が挙がり、一人の男子が答えます。
 「人間が海にレジ袋なんかを捨てて、ウミガメが、それをクラゲと思って食べちゃって、のどにつかえて死んじゃう可能性もある」。正解です。先生が解説します。
 「ここからあまり遠くない遠州灘の砂浜に、ある年一頭のオサガメの死体が打ち寄せられました。おなかを開くと、プラスチックのごみが三十四枚も…」
 年間八百万トンのプラごみが海に捨てられると知って、みんな、「えー」と驚き、「かわいそう」と同情し、「ひどいよ」と怒ります。
◆環境に共感するチカラ
 続いて体育、表現運動の時間です。ウミガメの生態を全身で表現します。体育館の中を所狭しと泳ぎ回る子どもたち。そこへ先生が本物のレジ袋をばらまいて「食べてみよう」と告げるのです。
 子どもたちは「いやだ」「苦しい」と言いながら、表情をゆがめ、もがいて、悲鳴を上げる−。
 「かわいそう」から「苦しい」へ、ウミガメになりきって、いつの間にか一人称に、傍観者ではなく当事者になっています。
 小学四年の環境や命に対する想像力、共感力には脱帽です。
 授業を終えてみんなで「思い」をしたためました。「どんな海でも三十年後はきれいにする!」と。彼らはきっと、その約束を守ってくれることでしょう。
 映像を見ながら思い出していたのが、あの伝説のスピーチです。
 一九九二年六月、ブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連環境開発会議(地球サミット)の本会議場。当時十二歳の少女だった日系カナダ人四世のセバン・スズキさんが、世界の指導者を沈黙させた珠玉の言葉。
 <今日の私の話には裏も表もありません。なぜって、私が環境運動をしているのは私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損をしたりするのとはわけが違うんですから。私がここに立って話をしているのは、未来を生きる子どもたちのためなのです−>
 今ごみを出し続ければ、そこに埋もれてしまうのは、未来を生きる子どもたち。資源をむさぼり続ければ、貧困や飢えにあえぐのは、子どもたち。今原発を減らさなければ、ふるさとを再び失う恐れがあるのは、子どもたち。この国が戦争のできる国になったら、戦場へ行くのは、子どもたち…。
 私たち、大人ではありません。
◆いらかの波と雲の波
 どうやら政治家の皆さんは、今を取り繕うのに忙しく、未来を語る余裕がありません。私たちには未来への想像力が足りません。
 ウミガメ同様、こいのぼりが少なくなったといわれます。
 もし押し入れにでも眠っていれば、今から揚げてみませんか。
 そして想像してみてほしい。一番下の「小さいヒゴイ」が、何を夢見て、どこへ泳いで行こうとしているか。たまには、ゆったり。


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