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zoom RSS 京大・小出裕章さんの真実情報「これは殺人だ゙」

<<   作成日時 : 2011/04/22 07:35   >>

驚いた ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

本当に事態は改善しているのだろうか。原発事故に関しては、どうしても確信が持てない。余震が起きるたびに強い不安が襲う。何かが起きては遅すぎる。とにかく浜岡だけはすぐ止めて欲しい。風評というが、この状況下で来日をためらう外国の皆さんの心情は実に理解できる。もうこれ以上悪くはならないだろう、との意識は「願望」であって、何の確証もない。4月13日の東京新聞コラムによれば、広辞苑で「神話」を引くとこんな説明が出てきたという。「比喩的に、根拠もないのに、絶対的なものと信じられている事柄」…福島第一原発の事故は、「絶対安全」という原発神話を崩壊させた。これからは、常に「最悪」を想定し、準備しなければならない。その中で、昨日の報道は、再び世界を驚愕させたに違いない。しかも、この官制報道についても、「申し訳ない」との世界への謝罪がない。海をここまで汚すことに慣れてしまっているとしたら、世界は日本を見捨てる。不可抗力? いや、これは犯罪だと思う。この原発事故でどれだけ地球が汚れ続けているのか、なんら反省がないことに恐怖を覚える!

>海に流出の放射能 総量4700兆ベクレル(NHKオンライン4月21日 )
 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、2号機の「ピット」と呼ばれる施設から海に流出した高濃度の放射性物質に汚染された水の量は520トンで、放射能の総量は4700兆ベクレルと推定されることが分かりました。これは、21日午前の記者会見で東京電力が明らかにしました。
 福島第一原発の2号機では、ピットから高濃度の放射性物質に汚染された水が2日に確認されてから6日に止まるまで海に流出し続けました。これについて東京電力は、汚染水の流出が始まったのが発見の前日の1日と仮定した場合、流出が止まった6日までの間に合わせて520トンが流出され、その放射能の総量は、4700兆ベクレルに上ると推定されることを明らかにしました。
 これは今回の事故が事故の深刻さを示す国際基準でレベル7に引き上げられた際に、東京電力が公表した2号機の原子炉と使用済み燃料プールから大気中に放出された放射能の量のおよそ7000分の1に当たることになります。2号機の取水口付近で採取した海水からは、最大で国の基準の750万倍という極めて高い濃度の放射性のヨウ素131が検出されるなど、海への放射性物質の広がりが深刻な問題になっています。


真実をもっと見つめなければならない。現在の原発事故をめぐる情報としては、もっとも信頼のできる京都大学原子炉実験所助教・小出裕章先生の発信をまとめてある「非公式ブログ」がある。そこから。直近の2本を紹介したい。特に、子どもたちへの「影響」については見過ごすことができない。

>2011年4月21日 エコ&ピース月刊誌『Actio(アクティオ)』の2011年5月号(1314号)<特集 原発はもういらない>に、2011年4月5日に行われた小出裕章氏のインタビューが掲載されています。
◎福島第一原発の水蒸気爆発を回避できるかは半年が勝負 京都大学原子炉実験所助教・小出裕章さんインタビュー 冒頭部分がウェブサイトに掲載されていますので、転載させていただきます。全文は購入してお読みください。(Actioのサイト)
<原子炉圧力容器に穴が開いている>
◆大量の放水によって小康状態のようですが
 問題なのは原子炉圧力容器内の水位です。東京電力はこのデータを公表していますが、大量の放水が行われているにも関わらず水位はまったく回復しません。燃料棒の上部が露出する状態がずっと続いているのです。つまり圧力容器の底に穴が開いていると言わざるを得ません。東京電力は「下のほうに穴が開いているイメージ」と表現していますが、確実だと思います。
 圧力容器に穴が開き冷却機能が確保できないことで、核燃料を正常に冷やせない状態が続いています。すでに燃料棒の被覆管であるジルコニウム金属が水と反応して大量の水素を発生させました。被覆管はウラン燃料ペレットの形を維持しているわけですから、これが損傷してしまえばウラン燃料は崩れ落ち、さらに冷却しにくくなります。
 燃料ペレットは2800℃にならないと熔けないのですが、既に周辺環境でプルトニウムが検出されたことから一部は熔け出しているでしょう。まだ一部だけに留まっていると思いますが、もし全体が溶け出すようなことになると下に落ちる=メルトダウンです。その時、原子炉圧力容器下部に少しでも水が溜まっていれば、水蒸気爆発が起きます。
 その水蒸気爆発はかなりの規模になると思いますので、鋼鉄製の圧力容器を破壊するでしょう。さらに外側にある原子炉格納容器、これは放射能を閉じ込める最後の防壁ですが比較的ペラペラの建物ですので、これも壊れると思います。こうなれば、大量の放射能が何の制御もできないまま環境中に出てきます。これを私は最も恐れています。
<再臨界の可能性も否定できない>
◆放射性物質も依然として漏れ続けています
 当初私は原子炉は停止している、つまり臨界は止まったと考えていましたが、どうもその見方は甘かったのではないかと考えています。
 その理由の一つは、半減期8日の放射性ヨウ素の濃度が減るどころか増えていることです。3月11日に原子炉がきちんと停止して以降臨界が起きていないなら、1ヶ月近く経過すればヨウ素の濃度は10分の1以下に減っていいはずですが、逆に増加しています。
 もう一つは、タービン建屋の地下水に含まれる放射性核種の分析をしたところ、クロル38、つまり放射性塩素が検出されました。これは再臨界が起きている以外考えられない核種です。ただ、東京電力は頻繁に測定ミスをしていますので、このクロルについても測定ミスの可能性は否定できません。しかしこの核種はγ線を出すので、間違えて計測することはまずあり得ません。
 再臨界が起きるとウランの核分裂反応が始まり熱が出ますが、それが即爆発につながるわけではありません。再臨界を起こすとウラン燃料の形状が熱で変化し、臨界は一端収束します。しかし冷えるとまた形状が変化して再臨界する。ブスブスと臨界を繰り返している可能性が強いと私は思います。
 つまり小さな原子炉が動いていて、放射性物質が生み出され、それが環境中に漏れ出ている。しかも炉心のウラン燃料は、崩壊熱プラス再臨界の熱でさらに熔け続けている。もしその塊が炉心から圧力容器の底に落下したら、先ほど指摘した水蒸気爆発になり最悪の事態となります。

>4月20日 こどもたちに被曝を強いる政府 小出裕章 2011年4月21日
 2011年4月20日(水)、毎日放送ラジオ(MBS)のたね蒔きジャーナルに小出裕章氏が出演されました。いつもの京大原子力実験所の小出先生のコーナーでは、昨夜発表された幼稚園・保育園などに屋外活動の制限などについて伺います。今回も、小出氏出演部分を録音して公開してくださっている方がいます。原発の推進に責任が全くないこどもたちに被曝を押し付ける状況になっていることに関して、小出氏は声を震わせながら語られています。以下、要約です。
・(文科省が福島県内の保育園、幼稚園や小中学校を普通に利用する際の限界を1時間あたり3.8マイクロシーベルトと定めたが?)驚いた。普通私たちが生活している環境では0.05マイクロシーベルトが普通。その80倍。
・(年間で20ミリシーベルトという基準で算出したものだが?)その前提がとてつもなく高すぎる。一般の日本人は法律で年間1ミリシーベルトしか被曝してはいけないと決まっている。それをいきなり20倍にする権限が誰にあるのか不思議に思う。こどもは特に放射能に敏感であるのに、そういう基準を押し付けるやり方がなぜ許されるのか分からない。
・(基準値を超える学校や園については屋外活動を1時間以内に抑えるとしているが?)被曝はあらゆる意味で危険。少しでもそれなりの危険がある。こどもは外で遊ぶべきで、砂場で泥まみれになるのがこども。外に出るなというのは異常。それほどの状況が生じている。
・(うがいや窓閉めが奨励されているが、役立つか?)1時間あたり3.8マイクロシーベルトと言っているのは外部からの被曝を想定している。放射性物質を身体に取り込むのはもっと大きな被曝になる。口から取り込んだり吸い込むことは当然避けるべき。従い、よく洗う、うがいする、着替える、窓を閉めるということはやるべき。ただ、そんな状態にしたのは誰かというと、国=政府。その政府が自身の責任を一切表明せずにこどもたちに被曝を強制するというやり方には納得できない。
・(6〜9ヶ月で事故を収束させるという工程表を元にして今回の基準が定められたとしたら、事故の今後の推移次第で変わる?)事故が拡大したり、汚染区域が拡大する可能性はある。もしかしたら20ミリシーベルトと基準さえ反故にされるかもしれない。
・(こどもだけ疎開することも考えたほうがいいか?)被曝は微量でも危険。放射線に敏感なこどもに限っては、被曝を少なくする方策が必要。ただし、こどもだけ避難、疎開ということをすると家庭が崩壊する。その重荷もある。その重さをどのような尺度で測ればいいのか、分からない。ただ、被曝を避ける方向で行政も含めて考えるべき。
・(警戒地域ということで強制的な立退きが発表されているが?)家、ふるさとから立ち退きたくない人は必ず出てくる。チェルノブイリでもお年寄りを中心としてそういう方々がいた。福島でもそういう方々がいたら、その支援は行政の責任。生活インフラや医療など生活を保証する。ただしものすごい汚染地域は逃げてほしい。
・(20ミリシーベルトは計画的避難地域の前提となる基準だが、その設定自体に疑問?)政府自体が追い詰められている状況。原子力を許してしまった日本の大人の責任として向き合わなければいけない。でも、こどもたちは守らなければならない。
・(強制立ち退きをする際は、支援の政策とセットですすめるべき?)そうだ。説明も行政の責任。
・(日給3万円で福島原発で働かないかという話が専門外の建設業の人たちに来ているが、爆発の危険は?)東電は1号機は水素爆発の危険があるとしていて、それを防ぐために窒素を注入している。2号機、3号機については何も作業が行われていないが、これも爆発の可能性はある。これまで爆発の危険はあまりないと思っていたが、あると思っておかなければならない。
・こどもたちの被曝を避ける策を出したいが、本当にどうしたらいいか分からない。大人は知恵を絞って策を出さないといけない。


この小出さんの指摘に関して、たんぽぽ舎のメールを紹介しておく。とにかく、なんとかしなければならない−。

>以下、中手聖一さんのメールです(4月19日付け)広瀬さん 大変な発表がありました。「国は、空間線量3.8マイクロシーベルト/時未満の学校では、通常通りに校舎や校庭を利用するとの考えを政府の原子力災害対策本部が示し、安全委が了承した」と報じられました。彼らは開き直ったようです。現在の「計画避難」地区以外は、まったく誰も移動させないという意味です。情報提供します。福島県公表データからです。http://www.pref.fukushima.jp/j/schoolairsoil.pdf福島市立第一小学校では、空間線量 3.4(μSv/h)、大気中放射能濃度 5.066(Bq/m3)土壌放射能 14,743(Bq/kg)これで年間被ばくはどれくらいでしょうか?どんなに少なく見積もっても、40ミリシーベルトはいくはずです。食べ物は除いてです。実際は100ミリを超えるでしょう。どこまでいくか私には分かりません。これは殺人です。すみません、私には言葉を選ぶことができません。原発内で最も危険な仕事をしている大人以上の被ばくを、子供たちにさせると言う意味です。撤回させます。大人たちの誇りにかけて。    

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マーシャル諸島の被曝者たち
日本は、人類史上初めて核兵器を使用された歴史を持っています。「ヒバクシャ」は、国際語です。しかし、ある意味でヒロシマ、ナガサキ以上の被害を受けたマーシャル諸島の被曝者たちについては、ほとんど知られていません。終戦直後の1946年、米軍は、マーシャル諸島での核実験を開始しました。軍の報告書によると、マーシャル諸島が選ばれた理由は、「何もない」からでした。そこに暮らす人々の存在は、 ...続きを見る
マーシャル諸島の被曝者たち
2011/04/22 08:41

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