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zoom RSS 地球と人類が滅びるときに無自覚すぎる国

<<   作成日時 : 2018/08/28 06:24   >>

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70年生きていても昨晩のような凄まじい雷雨の記憶はない。それでも全く恐怖感がないのは生への未練が無いのか鈍なのか、これが地球の怒りを示しているからか…。神がもしいるのであれば愚かしき人という種に罰を必ず下すだろう。我が物顔で自然を汚し、同じ種や他の生き物を抹殺し続ける愚かさへの警告に思える。このままではこの種は必ず死滅する…。それにつけてもあれだけの雷は避雷針以外どこに落ちているのだろう.。あの巨大なエネルギーの有効活用はできないのだろうかと考えてしまうところが、まだ反省が足りない(苦笑)。とにかく自然は偉大だ。汚してはならない…と思う次第。
 神怒る 雷鳴こそが 警告だ
 稲妻に 撃たれてもなお 居丈高
 汚濁撃つ 雷怒る かえりみろ
 
環境問題関連の記事には驚くことが多い。自分もできる限りプラ類使用は排除しているが、労働組合としてはまだまだ取り組みが少ない。会議でもほとんどの方がペットボトルを購入・使用している。昔はガラスのコップと水が用意されていただけだった。今の子どもはストローの語源が藁である理由も知らない.。しかし、ここまでありとあらゆるところにプラ類が使われていると、対応は容易ではない。先日驚いた記事が「下水に流したコンタクトレンズ、プラスチック汚染の大きな原因に」(AFP 8/21)だった。トイレや排水口に流される使い捨てコンタクトレンズが、米国だけで毎年、歯ブラシ4億本に相当し、海洋のマイクロプラスチック汚染の大きな原因の一つになっているという。

>「毎年数十億個のレンズが最終的に米国の下水に流れ込む。重さにして年間2万キロ以上に及ぶ大量のコンタクトレンズが下水に流されているということになる」と指摘した。コンタクトレンズの利用者は、米国だけで約4500万人に上り、装着されるレンズの個数は毎年総計で130億個以上となる。
 研究者のチャーリー・ロルスキー氏によると、米国のコンタクトレンズ利用者を対象とした調査では、「利用者の15〜20%がレンズを排水口やトイレに流していることが明らかになった」という。
 では、これらのレンズはどうなるのだろうか。
■食物連鎖の上位にまで達するマイクロプラスチック
 研究チームは、排水口やトイレに流されたコンタクトレンズを下水処理場まで追跡調査した結果、処理場でレンズは粉々になるが化学的に分解されるわけではないことを確認した。
 レンズが粉々になってできたプラスチック粒子は、海に流入するか、下水汚泥の一部となる。汚泥は多くの場合、肥料として土壌に散布されるが、汚泥に混入したプラスチック粒子も、土壌からの流出水に運ばれて海に流入する。
 海に流入したマイクロプラスチック(微小なプラスチック粒子)は、小型の魚やプランクトンが餌と間違えて摂取する可能性がある。これらのマイクロプラスチックは消化されないため、食物連鎖の上位に位置する動物にまで達し、そして人の食べ物に混入する。
 ハルデン氏らは、コンタクトレンズを下水に流すと環境に悪影響が及ぶということに気付いていない人が多いと指摘する。そのため、今回の研究が、コンタクトレンズのメーカーに対する警鐘となるとともに、コンタクトレンズを他の固形廃棄物と一緒に適切に廃棄するよう促すメッセージとなることを期待している。
 今回の研究では、コンタクトレンズを適切に廃棄する方法をパッケージに表示して消費者に周知しているメーカーが1社のみであることも分かった。
http://www.afpbb.com/articles/-/3186667?cx_part=latest

人間はそれらの結果、マイクロプラスチックを無自覚に摂取し身体に蓄積させている。今後、どのように建康に影響していくのか、もっともっと啓発すべきだし、労組も含め対応すべきだ。関連記事を何本が添付し、終わる。酷暑が終わりそうなのは救いだ。

米フロリダで赤潮「過去10年で最悪」、海洋生物が大量死(AFP 2018年8月16日)
http://www.afpbb.com/articles/-/3186237?cx_part=latest
 過去10年で最悪規模の赤潮が発生している米フロリダ州では、イルカ、ウミガメ、魚といった海洋生物が、どす黒く変色した海水の中で次々と死に追いやられている。この事態を受けて同州はこのほど、非常事態を宣言した。
 フロリダ南西海岸沿いにある観光エリアでは、今月だけで100トンを超える海洋生物の死骸が回収された。周囲には悪臭が漂い、近隣の浜辺には誰もいない。
 同州サラソタ(Sarasota)郡の海岸ではこの1週間だけで12頭のイルカの死骸が打ち上げられた。これは通常1年間に確認される死骸の数に相当する。<中略>
 ここでの赤潮は、米メキシコ湾(Gulf of Mexico)に生息する単細胞微生物「カレニア・ブレビス(Karenia brevis)」によって引き起こされる。この微生物は強力な神経毒を放出し、その毒素が風にのって運ばれると、人体へも影響を及ぼし、頭痛、涙目、せき、ぜんそく発作といった症状が出る。
 カレニア・ブレビスは年間を通して低濃度で存在している。だが、ひとたび増殖すると、ウミガメやマナティーがこれを吸入したり、神経毒が蓄積した魚や海草を大量に食べたりして、死ぬ恐れがある。神経毒は、方向感覚の喪失、協調運動障害、異常行動などの症状を引き起こす。
 フロリダで現在起きている赤潮の大量発生は2017年10月に始まったが、最近の数週間で大幅に悪化した。
 赤潮は時に拡大したり衰退したりしながら、フロリダ州タンパ(Tampa)からネイプルズ(Naples)まで320キロ近くにわたる海岸に押し寄せた。
 同海域では、産業化した農業や不適切な廃水処理が有毒な藍藻(シアノバクテリア)の増殖を助長していると考えられており、別の大きな問題となっているが、これと同じことが赤潮にも当てはまるかもしれないと、専門家らは指摘している。
■観光業に打撃
 腐敗が進む魚の悪臭は、フロリダの経済にボディーブローのように影響しており、最盛期の観光業や漁業から数百万ドル(数億円)に及ぶ収入を徐々に奪っている。
 そのため地域住民らは、エバーグレーズ(Everglades)大湿地帯を通って南へ向かう水流を回復させる、海を汚す物質を沿岸に至る前に浸出させるための内陸の貯水池を建造する、化学肥料の使用量を減らすといった対策の実現に向けて、議員や政府当局者が動くことに期待を寄せている。
 しかし現状では、赤潮の大発生には終わりが見えていないという

>“ヒートドーム”に閉じ込められた北半球、史上最高気温続出
北緯70度、北極圏フィンランドのケボ31.6度 スウェーデン全域44カ所で大規模山火事… ケベックでは少なくとも89人死亡 日本の京都、6日連続38度超え…“命に関わる暑さ”(ハンギョレ新聞 2018.7.19)
http://japan.hani.co.kr/arti/international/31155.html

<プラスチック危機>海流入、50年までに魚の総重量超え?(毎日新聞 2018/7/15)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00000064-mai-int
 安価で丈夫なプラスチックは多くの製品に用いられ、20世紀半ば以降の暮らしを大きく変えた。2050年までに海に流入するプラスチックごみの総重量が、世界の海に生息する魚の総重量を超えるとの予測もあり、分解されずたまり続ける大量の廃プラスチックの問題が今、世界で懸念されている。16日は海の日。「便利さ」追求の陰で広がる「危機」を現場から考える。【ニューデリー松井聡、ムルシア(スペイン南東部)で八田浩輔】
 ◇ガンジス川からインド洋へ 年間9万〜24万トンとの推計
 気温40度超、熱風とともに腐敗臭がプラスチックごみの「川」から吹き上げた。雨期目前のインドの首都ニューデリー。不法移民の多い貧困地域タイムール・ナガル地区にあるその「川」は元々は水路だが、ビニール袋やストローなどが人の背丈ほども積み上がり、加えて残飯も辺りを覆う。
 地元NGOなどによると、ごみの3分の1はこの地区から出たものだが、3分の2はペットボトルなどを換金するため住民が地区外から持ち込んだもの。カネにならないビニール袋などが際限なくたまっていく。「食べていくのに精いっぱい。環境のことなんて気にしていられない」。ペットボトル探しをする不法移民のブドゥさん(39)は言った。
 雨期になればごみは水に押され、ガンジス川を通ってインド洋へと流れ込む。「残念ながらこの水路は海や川の汚染の原因だ」。衛生担当の住民、チョードリーさん(27)は嘆息した。地元紙によると、インド国内から海に流入するプラスチックは年間9万〜24万トンとの推計がある。
 ◇地中海 クジラの体内から29キロ
 インドから直線距離で約8000キロ離れたスペイン南東部ムルシア州のパロス岬。今年2月、地中海の海岸に体長約10メートルのやせ細ったオスのマッコウクジラの死骸が打ち上がった。同僚らと死因を調べることになった「エル・バリエ野生生物保護センター」のアリシア・ゴメス・デラモーンさん(29)は、クジラの胃と腸から消化されずに残ったプラスチックの破片を見つけたが、当初は驚きはなかった。プラスチックは世界の海岸に打ち寄せるごみの8割以上を占め、海洋生物の体内に取り込まれたりする例はよくあるからだ。
 だがその後、アリシアさんたちは言葉を失うことになった。「ごみを引っ張り出したら次から次へと止まらなくなって……」。3時間半かけて取り出したごみの大部分がプラスチックで総量は29キロ。地中海を取り囲む中東、北アフリカで使われるアラビア語が書かれたレジ袋なども含まれていた。「打ちのめされた。なぜこんなことが起きるのかと」
 海はつながっている。世界のどこかで出たごみが、別のどこかで生き物や地球を苦しめる。クジラはその象徴なのか。
 スペイン南東部の岬に打ち上がったマッコウクジラの体内から見つかった29キロものごみは主にプラスチックで、レジ袋やペットボトル、傘などの生活用品、その他は漁業に使うネット、農業用の温室の一部など計47種に及んだ。洗って乾燥させても19キロの重さがあった。
 アリシアさんは、体内にプラスチックごみをためたせいで食べ物を取り込めなくなった結果、餓死に至ったとみる。このマッコウクジラの重さは約7トンで、10メートルの体長から推測できる一般的な体重の3分の1程度しかなかった。マッコウクジラは水深3000メートルまで潜ることができるとされ、主に深海にすむイカなどを捕食する。呼吸のために水面に出る際などに浮遊するプラスチックごみを誤って取り込み、排出できずに体内に積み重なった可能性があるという。
 現在世界の海にどれほどのプラスチックごみがあるのか、正確に知ることは難しい。
 国際的に多く引用されるのが米ジョージア大などの研究チームによる推定だ。15年に米科学誌サイエンスで発表された論文によると、世界の沿岸部から海に流出するプラスチックは毎年480万〜1270万トン(中間値は約800万トン)。陸上で適切に処理されなかったごみが主に河川を通じて流れ込み、中国やインドネシア、フィリピン、ベトナムなど東南アジアが最大の発生場所となっている。
 マッコウクジラが打ち上がった地中海は「世界で最もプラスチックに汚染された海の一つ」(世界自然保護基金)と指摘される。大西洋につながるジブラルタル海峡は狭く、沿岸を取り囲む欧州、中東、北アフリカ諸国から流れ込んだごみが閉じ込められる。沿岸のリゾートには年2億人の観光客が訪れ、夏に海に流出するごみの量は他の時期と比べて4割増える。
 アリシアさんは今回のケースは「氷山の一角」と強調する。マッコウクジラの多くは死ぬと海の底に沈むため、影響の実態把握は容易ではない。しかしスペイン国内では約20年前にはプラスチックごみを誤食して死んだクジラが既に確認されていた。
 またアリシアさんが勤める野生生物保護センターでは最近、5匹のウミガメの死体からストローやペットボトルのふたなどを見つけた。ウミガメは海中に漂うレジ袋などをクラゲと間違えて食べることがあるとみられ、地域のウミガメの死因の5%程度はプラスチックごみではないかと推測されるという。
 ◇「人類共通の課題」
 軽くて耐久性に優れたプラスチックの特性は海に暮らす生物には脅威としてはね返る。海流に乗って世界の海をさまよい、一部は波や太陽の光の作用で細かく砕けて魚介類も摂食して食物連鎖に入り込む。英プリマス大の研究チームの集計では世界で約700種の海洋動物からプラスチックごみが検出されたことが報告されており、うち17%は国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定する種だった。世界経済フォーラムの報告書は、現状のレベルで海への流入が続いた場合、50年には世界の海のプラスチックごみが重量換算で魚を上回ると警告した。
 「これは人類共通の問題だ。私たちは地球を破壊しようとしている」。ムルシア州のハビエル・セルドラン環境担当相の危機感は強い。州が今年4月、アリシアさんたちが実施したマッコウクジラの解剖の結果と体内にあったプラスチックごみの写真を同時に公表すると、衝撃は欧米の主要メディアを通してまたたく間に世界へと広がった。
 同じタイミングで同州は欧州連合(EU)と協力し、使い捨てのプラスチックごみ削減のためのキャンペーンを始めた。世界で多く使われる英語、中国語、スペイン語の3言語で作った啓発ビデオは、食物連鎖を通して人間の体内にプラスチックが取り込まれていることを示唆する内容だ。
 クジラの体内で見つかったアラビア語が書かれたレジ袋などごみの一部は、野生生物保護センターで透明なパネルに密閉して展示されることになった。センターには地域で保護された野生動物が飼育される動物園が併設され、課外授業などで訪れる子どもたちの教材としたい考えだ。
 セルドラン氏は、クジラの死が人間の営みを巡る根源的な問いをもたらしたと考えている。「(分解されにくいために)200年以上も地球にとどまるプラスチックをわずか15分のためだけに使う。こうした人間の習慣を終わらせなければいけない。プラスチックに依存した文化を変えることが求められている」


G7でプラスチックごみの海洋汚染問題協議、日本署名せず(TBS 2018.6.10)
 カナダで開催されていたG7=主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書をとりまとめましたが、日本とアメリカは署名しませんでした。
 現在、年間800万トンにもおよぶプラスチックごみが海に捨てられていて、漁業活動や生態系にも大きな影響を及ぼすことが懸念されています。G7の拡大会合は9日、この問題について協議し、「プラスチックごみの問題は世界全体の課題として対処する必要がある」と指摘した上で、海洋保護と持続可能な漁業の実現、沿岸部のコミュニティへの支援などを各国に促す「海洋プラスチック憲章」をまとめましたが、日本とアメリカは署名しませんでした。
 日本政府関係者は、「プラスチックごみを減らしていく趣旨には当然、賛成しているが、国内法が整備されておらず、社会にどの程度影響を与えるか現段階でわからないので署名ができなかった」としています。
 プレスセンターの付近では、各国首脳のマスクをかぶった人たちによる抗議活動が行われ、G7は環境問題に対する取り組みが不十分だと批判しました。

地中海が「プラスチックの海」に、WWFが警鐘(AFP 2018年6月8日)
http://www.afpbb.com/articles/-/3177713?cx_position=23
 世界自然保護基金(WWF)は8日、地中海が「プラスチックの海」になる可能性があると警告する報告書を公表した。WWFは、地中海は世界で最もプラスチック汚染の影響を受けている海域の一つだとし、浄化が必要だと呼び掛けている。
 WWFによると、地中海中の「マイクロプラスチック」の量は記録的なレベルだという。マイクロプラスチックは5ミリ未満の微小なプラスチック片のことで、食物連鎖の中で多くみられるようになっており、人体への影響も懸念されている。
 WWFは報告書「Out of the Plastic Trap: Saving the Mediterranean from Plastic Pollution(プラスチックのわなからの脱却:プラスチック汚染から地中海を守る)」で、世界の他の外海と比較すると、地中海の「マイクロプラスチックの密度は4倍になる」と指摘している。
 地中海に漂う廃棄物および海岸の廃棄物の95%をプラスチックが占めており、その大部分はトルコ、スペインからのもので、続いてイタリア、エジプト、フランスからが多いという。
 問題解決のためには、プラスチックの廃棄を減らし海を浄化する国際的な合意が必要だと、WWFは訴えている。地中海周辺諸国は2025年までにリサイクルを推進し、使い捨てプラスチックの使用を禁止し、洗剤や化粧品に含まれるマイクロプラスチックの使用を段階的に廃止すべきだという。
 プラスチック業界については、再生可能な原材料から作られたリサイクル可能な製品または分解して堆肥化が可能な製品の開発を呼び掛けている。また個人としても、プラスチックではなく木製の製品を使うといった選択を通じて貢献できると述べている。(c)AFP

きょうの潮流(赤旗 2018.6.10)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-10/2018061001_05_0.html
 胃の中から出てきたのは80枚余りのプラスチック袋でした。衰弱した状態でタイ南部の海岸に打ち上げられ、息絶えた小型のクジラ。解剖すると重さ8キロのプラごみが見つかりました▼毎年800万トンものプラごみが世界中の海に流れ込んでいる問題は、深刻さを増しています。海を汚すだけでなく、影響は生態系にも及びます。餌と間違え細かくなったプラスチックを魚や鳥が食べて、それが私たちの体内にも▼今月5日の世界環境デーのテーマは「プラスチック汚染をなくそう」。使い捨てプラの生産や使用を減らすことをめざすと。国連のグテレス事務総長も、国際社会にたいしてプラごみ対策にとりくむよう呼びかけています▼EUでは、ストローや皿などのプラ製品の使用を規制する方針を発表。加盟国にペットボトルの回収率向上を義務付け、製造者側にごみ回収のコスト負担を求めるといいます。レジ袋の禁止や削減を法制化する国や地域も現れました▼しかし、プラごみの投棄量が際立つアジアやアフリカの対策は立ち遅れています。海に囲まれ、プラごみの排出も多い日本も企業任せで行政の動きは鈍い。EUの担当者は「いま生産と利用の方法を改めなければ、私たちの海は魚よりプラスチックが多くなる」と警告します▼人間社会の発展とともに大量生産されてきたプラスチック。もはやそれなしの生活は考えられません。それが海や大地を汚しているいま、ルールをつくって制限することは恩恵を受けてきた人類の責務です。

南極の氷消失、1992年以降3兆トン(AFP 2018年6月14日 )
http://www.afpbb.com/articles/-/3178551
 南極では1992年以降、3兆トンに及ぶ膨大な量の氷が消失したとする画期的な研究結果が13日、発表された。地球温暖化の進行に歯止めがかからなければ、南極大陸の氷によって地球の海岸線が一変する可能性があることを、今回の結果は示唆しているという。
 科学者84人からなる国際研究チームが英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した論文によると、氷の消失の5分の2は最近5年間に発生したもので、厚さ数キロの南極氷床の消失速度がこの間に3倍に加速したという。
 今回の研究結果により、南極大陸の氷塊が減少傾向にあることへの根強い疑念が完全に払拭(ふっしょく)されるはずだと、論文の執筆者らは主張している。
 さらに、数億人が暮らす沿岸地域の低地に位置する都市や町が、地域の存亡に関わる脅威に直面していることが、今回の結果で浮き彫りになった。
 論文の主執筆者の一人で、米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)の科学者のエリック・リグノット氏は「今回の研究により、南極で現在起きていることの明確な状況を把握できた」と語る。同氏は地球の氷床の追跡調査を20年にわたり続けてきた。
 科学者らはこれまで、降雪によって蓄積される氷の量が、融解水や氷河流動の海への流出による氷の消失量を上回るかどうかの判定に取り組んできたが、明確な答えは得られていなかった。
 だが、今回の最新研究では、独立した24の宇宙ベースの調査から収集した衛星データ20年以上分を用いることで、より詳細な全体像を把握することについに成功した。
 米国本土の約2倍の面積を持つ南極大陸は、世界の海を60メートル近く上昇させるのに十分な量の氷に覆われている。
 南極の氷の90%以上は、東南極地域にある。気候変動によって地球の平均表面温度が1度上昇した中でも、東南極の氷はほぼ安定した状態を保ってきた。
■「段階的増加」
 最近の数十年間では氷量の増加分が減少分を上回っていることが、一部の研究で示唆されていた。
 一方で西南極、特に南極半島は、地球温暖化の影響をはるかに受けやすいことが判明している。この地域では、1995年以降に6500平方キロ以上に及ぶ棚氷が分離して海に流出した。
 今回の研究では、過去25年間に南極大陸から消失した氷の大半は西南極に由来するものであることが明らかになった。
 1992年以降に消失した氷2.7兆トンは、海水面を約8ミリ上昇させた。
 現在の傾向が続くと、デンマーク領グリーンランドの氷床や山岳氷河からの流出水や温暖化に伴う海水の膨張などを抑えて、南極が海面上昇の単一の最大要因となる可能性があることが、今回の研究で分かった。
 最新の研究結果によると、南極の氷の消失速度は、2012年までの20年間は年間約760億トンだったが、2012年以降は平均して年間2190億トンにまで急上昇したという。
 研究チームを率いた英リーズ大学のアンドリュー・シェパード教授は「この10年の間に、南極からの氷の消失量に段階的増加が生じた」と指摘する。
「南極大陸は現在、過去25年間で最も速いペースで海面上昇を引き起こしている」




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駄々こねて騒ぐだけなら誰でも出来るんですよ( ´艸`)プププ


環境保護「屋」とカスゴミが金を出して人々を雇い、プラゴミ回収を全力ですればよい。


回収してきたらどうするかというと、
過去には、プラスチックを石油に戻したり、石油蛋白を製造する技術が研究されていたそうなので、
騒いでいる似非リベラル学者どもがこれらを本気で再興すればいいんですよ。そして役立てろと。



廃プラの種類を選ばずに石油へ戻せるように技術を進化させるくらい、騒いでいる学者連中には出来る筈。自称でないならね|゚,_・・゚ ) わらわらりーん


プラを石油に戻したら、地上で採掘し終えた油井に押し込んでしまうのも手ですね(^。^)y-゚゚゚
ちゃんねらーことミル・イズミ
2018/09/12 18:19

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