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zoom RSS 教育重視で文明強国をめざす朝鮮に

<<   作成日時 : 2018/10/02 05:49   >>

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なぜか体調が戻らない。50年余飲み続けてきたアルコールが飲む気にならないし、食欲はゼロ。おかげで体重は順調に減っているが、気力・体力ともに不安だ。今日は昼の会議と夜の都労委OB会があり、夜は元労働者委員を代表して挨拶もしなければならない。安倍新内閣への怒りは多くの新旧使用者委員や公益委員からも聞くだろうが、それに応えるべき労働運動の低迷はさらに耳が、痛い…(苦笑)。これで沖縄知事選が勝っていなければどうなっていたことか。ボロボロの時は、録画しておいたDVDを視る。今のお気に入りは先日までWOWOWで再放送されていた宮崎駿さんの初アニメ「未来少年コナン」、2008年に世界が戦争で滅びた後の物語だが、不思議に示唆に富む。…とにかくじっくりと体調回復に努めたいので、今日は昨日の続きを添付してみる。

科学技術発展による自力更生と自給自足
 9月10日、平和フォーラムのメンバーは板門店に早朝向かったが、私たちはチュチェ思想塔からホテルでの「朝鮮社会科学院」との意見交換に。招待ではなく自費参加の場合は、このような希望が配慮される。なお食事も様々な「要望」が可能であり、ある訪朝の際には全昼食を冷麺にしてほしいとお願いし、店によってこんなに味が違うものか、と堪能した(…ただ今回は行事が多すぎて無理、残念、苦笑)。
 お話しいただいたのは経済担当の宋さんと教育担当の金さんで、核武装の完成によりこれまで共和国がとってきた「先軍政治」→「並進路線」がどう変わりつつあるのか、という興味深い重要テーマだった。個人的には教育部門が驚きだったが、先に経済部門から要旨を書き起してみる。
 宋さんは「経済強国建設は、社会主義強国建設の基本戦略です。そしてそのカギは最先端の科学技術による自立性と主体性であり、物質・技術的土台をもった<知識経済強国>です」と冒頭に提起。「核武力の完成によって新たな状況が生まれました。まさに平和によって自らの新しい革命の道が切り開かれたのです。2016年の朝鮮労働党第7回大会で決定された経済建設五カ年計画がそれであり、私たちはまさにそれを全力で進行させています。アンバランスのあった各部門の水準が我が国の発展に支障をきたしており、私たちは全工場・事業所が生産を正常化させ、人民生産部門を向上させるために情報化・科学化・近代化・主体化を進めています。」
 宋さんはその原則を「科学を拠り所にする自力更生と自給自足だ」とし、そのための人的資源育成にすべてをつぎこんでいると言い切った。かつて「自強力第一主義」という言葉を金正恩委員長が初めて使われた時、その意味を簡単には理解できなかったが、朝鮮の全現場では、その言葉が脈々と息づき、いかなる制裁も外圧もはね返す原動力になっているようだ。
 「他者に依存せず、科学技術力の発展をもって、どんな困難でものりこえつつあります」と言い切った発言は確信にあふれていた。それは社会主義的計画経済による戦略的集中性によって初めて可能なのかも知れない。アトランダムになるが、宋さんの言葉をいくつか紹介する。「共和国では最先端技術を戦略的に取り入れ科学部門人材を3倍に育成し全民育成科学人材化をはかっている。もちろん平壌だけではなくすべての地域に科学技術普及セクションをつくっている」という。
 昨年まで軍事に向けていたパワーを「経済部門すべての再整備」に振り替えているようにも思える。「コークスや原油など制裁によって自由にならない資源・エネルギーをを石炭や石灰石、鉄鉱石、レアメタルを含む他の豊富な地下資源などによって十分まかなえるようになってきました。化学工業は世界の最先端を走っています。模倣ではなく開発・創造性に主力をおき、情報・ナノ産業・先端産業、デジタル革命を活性化させました」。
 そして生産と経済を「管理方式」の上に載せ「@国家の統一戦略、A自分の単位の任務の遂行、B個々人の責任と役割を全うすることに集中している。第四次産業革命といわれるが、世界には決して遅れをとっていない」と言い切った。
この話しは、去年銀河3号の原寸モデルをまえに、若い科学者が打ち上げに至る成功談を胸を張って語り続けてくれた姿にも重なった。計画経済は、第四次産業革命に適合しているのかもしれない。

世界最高水準の教育を子どもたちに
 金さんの教育に関わる話しはさらに感動的でさえあった。「文明強国建設とは社会主義がすべてにわたって開花・発展することです。@全ての人民が豊富な知識を武器に文明を享受できる、A科学・教育・スポーツなど全ての領域にわたって高い創造力と文化水準に育て上げていくこと、B教育水準が世界最高になることによって他国とまったく違う文明強国に至るのです」と、科学によって飛躍し、教育で未来を切り開く方針が力説された。もちろん教育は無料であり、何よりも子どもたちが国の主人公として遇されていることは知っていたが、この間の12年制義務教育法制は、何よりも科学技術をはじめとするレベルアップに多大な貢献を納めてきた。ほとんどの学校がインターネットで結ばれ、最新の情報技術で教育を受けられる(平壌にある科学技術殿堂などと常時接続される遠隔教育システム)。小学生から会話を中心に英語が学べるのはその成果であり、金さんはそのようなシステムが大学の博士課程や働きながら学べる職業技術学校に至るまで拡がっているという。
 金さんは一言で@12年制による教育内容改編、A教育の実用化・総合化・現代化、Bさとし教育の完成、C校舎・教員の整備と近代化及び多機能化と言ったが、時間があればもっともっと詳しく聞きたい内容であった。翌日の11日には、小学生を教える教員を育成する平壌教育大学を訪れたが、ここではバーチャル体験や最高度の近未来教育も目の当たりにすることができた。ほとんどが女性の先生であるのは母親の思いで子どもに接し、教育に携わるから…との言葉にはやや違和感を覚えたが、訪朝団員でもあった現職教組役員の方からは、これこそが日本で目指せなければならない教育そのもので、感動しました、との言葉が発せられた。
この平壌教育大学の見学、さらには平壌カバン工場などの訪問など、まだまだ記したいことは多々あるが、私個人の思いだけを書き連ねるのはここまでとしたい。団としては翌11日の統一通りで開催された「朝鮮の平和と繁栄、統一のための国際行進」に日本から持参した横断幕をもって参加(揃いのTシャツと帽子着用)し、女性同盟の皆さんから大歓迎を受けた。当日、日森団長は演説をおこない、世界各国からは高い評価を受けたが、これも字数の関係で省略させていただく。生きると言うことを含めて朝鮮では様々な思いを抱かせてくれるし、討論・議論もできる。しかし、そんな現実を日本はまったく見ようとはしない。

本当に悔しかった大阪朝鮮高校授業料無償化裁判控訴審判決について日刊イオの言葉を記して終わる。道は厳しいが怒りは未来を拓く。既存の労働運動に怒りが無いことが問題なのだ。

大阪無償化裁判控訴審判決の日に接した言葉たち(ブログ日刊イオ 2018-10-01)
https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/ddd9a5412c159954fa2b3a01290ed6da
 すでに先週金曜日から土曜日にかけて本ブログでもお伝えしたように、大阪朝鮮学校高校無償化裁判の控訴審で原告・朝鮮学園側に逆転敗訴の判決が下った。
 当日は判決の言い渡しを法廷で傍聴し、その後の報告集会も取材した。この日に聞いた印象的な言葉の一部を紹介したい。

 判決後の記者会見。原告側弁護団の丹羽雅雄弁護団長は、「朝鮮学校で学ぶ子どもの人権にかかる裁判であるにもかかわらず、裁判長はそのような視点を全く持っていなかった。著しく不当な判決だ」とのべた。
 大阪朝鮮高級学校を2011年3月に卒業し、現在は東京大学大学院で学ぶ申泰革さんは、「朝鮮」に対する否定的なイメージが蔓延し、同胞の子どもたちが自身のルーツに否定的になりがちな日本社会の中で、朝鮮学校は「私たちが堂々と胸を張ることができる場所」だとその重要性を訴えた。
「地獄の底に突き落とされた気持ち。いくら国家権力が強大でも、当たり前の権利が認められるまで地面をはいつくばってでもたたかう」。大阪朝高生徒保護者である高己蓮さんの発言だ。

 同日夕方に市内の会場で行われた報告集会。
 大阪朝高の女子生徒が壇上に立ち、高裁判決に接しての思いを吐露した。
 「私は今日の判決を聞いて深い憤りと悔しい気持ちでいっぱいになりました。12年間通ってきたウリハッキョが、民族教育が、在日朝鮮人という自分の存在が否定されたような気がしました。裁判を傍聴しながら、自分のことなのに何もできなかった無力さを感じました。これからも、いつ終わりが来るのかわからないたたかいが続くと思う。それでも私は勝利するその日まで決してあきらめません」
 弁護団や学校関係者、支援者の大人たちに向けて、「私たちにごめんね、と謝らないでください」と言葉をかける彼女のその気遣いに心を打たれるとともに、生徒にそのようなことを言わせてしまった大人の一人として胸が痛くなった。

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内 容 ニックネーム/日時
水谷氏はわざと知らないふりをしているのでしょうが、
長年にわたり、北朝鮮系民族学校は日本側の干渉を排するとの
立ち位置を取っていたのです。


大東亜戦争敗戦混乱期、彼らは当時のGHQから禁止されていたにもかかわらず、
自身の考える民族教育をしたいからと、学校設立・活動を強行しています。

「阪神教育事件」がそうですが、暴力沙汰にも発展していた。


日本が定めた教育指導要領などを受け入れず、独自路線で行くと決したのは彼ら。


そうしてまで彼らは北系民族学校をやっていた。
彼らなりの志があったと見ていい。日本国民にとっては正しくないとしても。


今になってなんですか。資金繰りが苦しくなったからと金くれ、無償化しろとは!(嘲笑)


だったら、初めから金剛学園・白頭学院のように日本政府の定める
学習指導要領などを素直に受け入れて補助金をもらえばいい。


要するに、こうした裁判を起こしている北系民族学校の連中は大人の姿をしている駄々こね幼児なんですな。
美辞麗句で飾った朝鮮諺「泣く子は餅を一つ余計にもらえる」を実行しているだけの話(失笑)
韓国人と仕事して困ったことまとめ
2018/10/02 20:22
追記です。



>今のお気に入りは先日までWOWOWで再放送されていた
>宮崎駿さんの初アニメ「未来少年コナン」、
>2008年に世界が戦争で滅びた後の物語だが、不思議に示唆に富む。




・・・これ観てて「北朝鮮(水谷氏の言う"共和国")=インダストリア」と
気付けない時点でガッツリ洗脳されてますね。あなたは(一笑一笑)




同じじゃないですか。単一の独裁者レプカ行政局長が
【現実】では「金一族王朝」になっているところなどは違いますが(藁)



寧ろ、ここで親北人士な水谷氏が出すべきは
北朝鮮製特撮映画として知られる「プルガサリ(不可殺)」でしょう( ´_つ`)ホルース
韓国人と仕事して困ったことまとめ
2018/10/21 04:30

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