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zoom RSS 日経がマリオットホテルの大規模スト勝利を報じた 

<<   作成日時 : 2018/12/06 06:27   >>

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昨日は今年のレイバーネット映画祭でも上映された「ユニオンタイム〜米国精肉工場のたたかい」のDVDを視た。活動家たちの証言を集めたドキュメント映像だが、90分見入ったのは現実の運動のもつ迫力だった。「労働情報」誌新年号であらためて紹介するが、労組関係者は確実に感動する。米国では労働組合結成のためには投票で過半数従業員の賛成を得なければならないが、企業はこれを阻止するために徹底的に妨害を行うし、それは不当労働行為にはならない。この映画は16年間の苦闘を描いているが、グローバル企業から徹底的な弾圧を受け、労組(UFCW)だけでは勝てないことを痛感し、全米の人権団体などと共に抗議運動を展開する姿を描く。スーパ-の前で「この肉を買うな」とのキャンペーンも行い、ヒスパニックやアフリカ系の市民に工場でどれだけの迫害が行われているのかを訴える。16年間、職場では負け続けても最後に世論の力で裁判で和解、勝利する…。それが5千名の従業員への訴えかけと連動して組合結成承認選挙に勝つのだが、活動家たちのナマの顔が素晴らしい。この闘いが今回のマリオットホテルストなどに引き継がれており、日本の多くの職場でも視てもらいたい映画だった。

アベ自公政権は、議会制民主主義を自ら破壊し、質疑など関係なく悪法を通し続けている。自治体選挙でも辺野古のように住民の意思が明確になっても、それをいとも簡単に踏みにじる。韓国やフランス、いや歴史の多くの場面で明らかなように直接民主主義の運動が必要とされている…。労組関係者の中には連合の主流派のように政策制度要求だけで行動は必要ないとされる方々がいるが、そんな柔な状況では無いはずだ。世界ではストライキやデモが社会や職場を変えている。仏では消防士たちも黄色いゼッケンをつけてデモに参加していた。そして日本のメディアは意図的にそのような直接行動の映像を流さない。苛立ちと怒りの日々が続く。

今朝も、真実を伝える記事を読んでおく。

米マリオットの大規模スト、2カ月で終結 経営が譲歩(日本経済新聞 2018.12.4)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38519890U8A201C1TJ2000/
 米国のマリオット・インターナショナル系ホテルで従業員約8000人が参加したストライキが3日、開始から約2カ月を経て終結した。時間給引き上げや労働環境の改善などを求めた労働組合にマリオット経営側が譲歩したもようだ。世界最大のホテルチェーンが従業員の待遇改善に動いたことで、業界に影響が広がりそうだ。
 「人生を一変させる労使契約を勝ち取った」。3日午後5時。サンフランシスコのマリオット従業員が加盟する「ユナイト・ヒア ローカル2」の組合員は、99.6%の賛成票で会社提案の受諾を可決した。投票会場には2カ月にわたるストを戦い抜いたマリオットの従業員が集結。組合員たちは肩を抱き合って喜びを分かち合った。
 ストのきっかけは米労働組合「ユナイト・ヒア」に加盟するマリオット従業員の労使契約の更新交渉だった。組合側は好調な事業環境などを踏まえ、同社に時間給の引き上げや環境改善を要求したが、マリオット側は受け入れを拒否。10月上旬、組合員7700人がデトロイト、ハワイ、ボストンなど米国8都市で一斉ストに踏み切った。
 マリオットはスト中も各ホテルの営業を続けたが、一部で館内レストランの営業中止や一般客の入館制限などを余儀なくされた。宿泊客もルームサービスを受けられないなど、口コミサイトには「五つ星ホテルの体験とは思えない」といった書き込みがあふれた。
 ボストンでは市長が組合を支持し、職員にスト対象のホテルへの宿泊を避けるよう通達。ストに参加する従業員の生活支援に一般市民が募金を集めるなど、社会現象を引き起こした。11月末までに7都市が合意に達し、ストを解除。サンフランシスコが最後の1都市となっていた。
 サンフランシスコの「ユナイト・ヒア」は3日、「ホテル業界で過去最大のストを締めくくった」と声明を発表。マリオットとの合意で「歴史的な水準の賃金引き上げ・福利厚生の待遇改善」「女性従業員に性的嫌がらせをした顧客の追放」「業務の自動化における従業員の発言権」などを達成したと説明した。
 マリオットは11月末、最大5億人に上る顧客情報が流出した可能性があると発表。情報管理体制を巡って厳しい批判にさらされている。同社の説明によると、流出した情報の詳細など問題の深刻さが明らかになったのは過去2カ月以内。こうした状況を受け、長期化するストの収拾に動いた可能性もある。
 マリオットは全世界7000軒のホテルを運営する業界最大手で、今回のストが全体の業績に与える影響は軽微との見方が多い。ただ、組合側が「今後、契約更新を迎える他のホテル従業員の新規契約に(待遇改善の合意が)広がることを期待する」(ボストンのユナイト・ヒア)とするように、今後、マリオットの他の従業員や業界他社に賃金引き上げを求める動きが広がりそうだ。

フランス政府、燃料値上げを凍結 各地でデモ暴徒化(CNN 2018.12.5)
https://www.cnn.co.jp/world/35129633.html
 フランスで燃料価格の高騰に対する抗議デモが続く中、フィリップ首相は4日、来年1月1日から施行する予定だった燃料価格引き上げの凍結を発表する。CNN系列局BFMTVが伝えた。
 ガソリンやディーゼル燃料の値上げに端を発した「黄色いベスト」と呼ばれる抗議運動は、マクロン政権に対するデモに発展し、都市部のエリート層と地方の貧困層との対立が浮上している。
 マクロン大統領は政治指導部に対し、抗議デモを組織する団体の指導者と会談するよう要請。4日にはフィリップ首相と指導者2人の会談が予定されていたが、同団体によると、この会談は中止になった。
 フィリップ首相は、ポーランドで開かれる気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)への出席についても、デモを再燃させる恐れがあるとして見送った。
 燃料価格の高騰を巡る抗議デモには、今月1日だけでも推定3万6000人が参加した。政府は燃料価格引き上げの凍結により、デモの鎮静化を図りたい考え。
 デモ隊の一部は暴徒化して警察と衝突し、破壊活動などを行ったとして約400人が逮捕された。パリの名所、凱旋門には、黄色いベスト運動を支持する内容の落書きや、マクロン大統領を「金持ちの大統領」と非難する落書きが書き込まれている。
 黄色いベスト運動には学生も加わり、ロイター通信によれば、4日には建物への放火や警察との衝突も発生した。
 南部トゥールーズ近郊では4日、学校が放火される事件が起きたほか、クレテイユやベルサイユでも学校に近付けなくなった。リヨン、マルセイユ、ボルドー、オルレアンでも衝突が起きたとロイター通信は伝えている。

仏政府、富裕税復活を検討へ 「黄色いベスト」運動で要求(AFP 2018年12月5日)
http://www.afpbb.com/articles/-/3200703?cx_part=latest
<写真>仏パリで、黄色いベストを着用して抗議するデモ参加者(2018年12月1日撮影)
 フランスで燃料税引き上げに対する抗議に端を発したデモ「黄色いベスト」運動が続く中、政府はエマニュエル・マクロン政権の発足当初に行われた税制改革で廃止した高所得者への富裕税(ISF)の復活を検討する姿勢を示している。
 富裕税の復活は、数週間にわたって道路や燃料貯蔵施設を封鎖するなどしている「黄色いベスト」運動の主要な要求の一つ。
 バンジャマン・グリボー政府報道官は5日、仏ラジオ局のラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)に対し「何かがうまくいかないのであれば、われわれは愚かではないので、それを変更する」「だが、今のところはまだ議論に上がっていない」と述べた。
 富裕税は、マクロン氏が展開した企業・財界に寄り添った選挙運動の柱の一つとしていたもので、投資や雇用を促すものと捉えられていた。しかし批判派からは、マクロン政権は年金生活者などへの税金を引き上げた一方で、富裕層を優遇していると非難されていた。
 「黄色いベスト」運動は当初、燃料税の引き上げに反対して始まったが、今では生活費の上昇に対する抗議や、地方の小都市が直面している問題をマクロン大統領が無視しているといった不満にまで膨れ上がっている。そうした中、富裕税の復活は、燃料税引き上げの中止や最低賃金の引き上げと並んで、デモ参加者の主な要求の一つとなっている。
 グリボー氏はまた、政府が来年1月に予定していた燃料税引き上げを完全に撤回する可能性があることを示唆した。

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内 容 ニックネーム/日時
富裕層への嫉み妬みに凝り固まっているフランスのオコチャマどもは、
衆を頼み、駄々こねて暴徒化すれば要求を通せるとの前例をこしらえたんですな(嘲笑)

化石左翼水谷研次氏には解っていないらしいが、
これこそ"民主主義の破壊"ではないのか?
暴動は到底民主的とは言えないから。


将来的なガソリン・ディーゼル車の販売禁止を『政策として』打ち出したのはこのフランスとイギリスだろ?


なのに、フランス"駄々こね暴徒"国民どもは「てづくり電気自動車(コンバートEV・リサイクル電気自動車)」にすることで「備え」を固めていないとは嗤わせてくれるね。


馬鹿リベラル政治的正義思想に洗脳されている
こいつらフランス人の民度の低さが知れる記事だったよ(一笑一笑)
韓国人と仕事して困ったことまとめ
2018/12/07 00:36

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