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zoom RSS 「サービス残業」は「犯罪」との意識が必要

<<   作成日時 : 2010/10/12 06:25   >>

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1年前にも、この日・月に参加した都議会民主党政調会の旅行について書いた記憶がある。あれから、また1年…その間に鬼籍に入られた先輩もいて、今年の参加は16人。久しぶりの小型バス使用で今回も大量の酒がバス内に積み込まれる。行き先は、一度も行ったことのない白骨温泉と乗鞍高原で、確かに車を使わない限り簡単には到達できないいい環境にあった。様々な収穫(?)があったが、実は一番驚いたのが、ある缶ビール。ギネスのビール缶を振ったらカラカラ音がする。何と中に直径2pほどのプラスチックの玉が入っていて、グラスに注ぐ時に絶妙の泡を立てるという…。素朴な疑問として、リサイクルの際に邪魔になるとおもうのだが…だいたい缶ビールをグラスに注ぐ習慣は無いし…いや、ささいな話だがビックリ。しかし、帰りの中央高速では事故もあって大渋滞…日本人は我慢強いとつくづく感じる。

都庁で元政調会受付を勤めていた事務局スタッフと話していると、公務員の労働条件の低下にあらためて驚かされる。それでも民間よりいいと感じているのか…我慢強いというよりも、その権利意識のうすさに驚く。自ら勝ち取ったものではないからなのか…昨日の濱口桂一郎さんのブログにも紹介されている野川忍先生の高度成長期に関するツイッターを拝見すると、日本の企業別労働組合が失ってきたものを強く感じる。しかし、公務員労働組合は、日本では珍しく企業別組合ではなかったはずなのだが…。いつの間にか労働条件や権利は「与えてもらうもの」になっている。「明日、お休みをいただいてよろしいでしょうか」と有給休暇を申告する労働者が公務員でも当たり前になりつつあるとは…これも我慢強いというのか…。

昨日の日経「リーガル3分間ゼミ」の設問と回答は、人事・労務担当者には「常識」の世界なのだろうが、労働者側から見ると、「労働力の商品化」「労働のコスト化」「労働者は管理するモノ扱い」「働かせてやっている」を示す話となる。設問は「頻繁に残業する複数の部下をもつ管理職が、積極的に多くの仕事をこなす人と、仕事の効率が悪いために時間内に終わらず残業を行っている人に対し、一律に残業を認めて割増賃金を払うことに疑問を感じている」というもの。回答で興味深かったのが、労働審判制度など個別紛争処理システム制度の「充実」のためか最近多い、「後で争いが起きた場合を想定して対応せよ」が必ず出てくる。「近年はサービス残業を労基署に告発、会社側への是正指導で残業代が払われる事例も後を絶たない」と書いてある。法律違反を、まるで労働者が悪いかのような記述が当然となっている。賃金不払いは「犯罪」であるとの当然な意識が、企業にも、さらには労働者にも欠落している。タイムカード打刻や残業指示の明確化を「指導」しつつ、結論は「勤務態度や成果は、残業代でなく人事評定で調整するほかない」ということになる…。いや、いつまでこの我慢強さが続くのだろう…反省−。

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