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zoom RSS 世界で日本だけが異様な働かせ方を強いている

<<   作成日時 : 2018/02/22 06:08   >>

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上西さんをはじめ多くの方が発信しているので裁量労働に関して「闘い」以外にはふれていない。とにかく高プロを含め「働かせ方改革法案」の理屈が通らない。昨日も旧知の元都労委使用者委員と懇談していたが「日経連があればこんな暴走はさせなかった」と述懐され、苦笑。当然ながら(元)経営者である以上、「ディーラーなど労働時間に縛られない労働者はいる」などと主張されるが、現行法制のどこが不備なのかは指摘されない。結論(?)として「今の官僚も経営者も政治家も劣化している」とされたが、「労組がだらしないからこうなっている」との言葉は現役時代から変わらない。

自分は労委の場で使用者委員や公益委員と折に触れ意見交換をしてきたが(労委は当事者の協議待ちなど不思議にフリーな時間が多い)、その「本音に学ぶ」ことも多かった。春闘における職場での労使懇談会などで、今回の労働法制改悪について、現役の皆さんはきちんと訴えているのだろうか。連合役員に関して言えば、ぜひとも審議会対策などで官僚の皆さんなどと話す際にもきちんと訴えてほしい。大衆行動を組めなくても、それ以外のアプローチはいくらでもある…と思う。

今朝は昨日の濱口さんのブログを読んで、さらに脱力した。朝日に続いて多くのメディアも連合会長の「泣き言」(失礼)を「神津式 労働問題のレッスン」(毎日新聞出版)の紹介として報じているようだが、苦渋しか覚えない。毎日新聞は前原・小池・神津会談で<「合流の際は民進を離党」との決定を受けて直談判した場面も紹介。神津氏が「無所属で出ざるを得ない方を救うためにも民進党の名で選挙に出られるようにしてください」と迫ると、前原氏は「決定を変えろというのは私に辞めろと言っているのと同じ」と気色ばんだという>との場面を紹介しているが、連合という存在を多くの方はどう思うのだろう。

なお当然ながら濱口さんの毒<様々な観点からいろいろと面白い箇所を見つけることができる本だと思いますが、私には、「自民党じゃなぜダメなの?」というタイトルの項で、安倍首相の政策について論じたところが、興味深かったです>も厳しいが、JILPT所長として今回のデータ問題についてはコメントする必要も無いのか未だふれていない。

>神津里季生『神津式 労働問題のレッスン』(hamachanブログ/EU労働法政策雑記帳 2018.2.21)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-51c7.html

気分を一新させる(?)ために、今朝の学習はこの記事を選んだ。地方自治モデルでは名が轟いている米国ポートランドだが、働き方でももっと識るべき点が多々ありそうで、この報告の続編が楽しみになった。なお、ポートランドに関する関連記事もついでに読んでおきたい。なお保坂世田谷区長の思い入れは半端ではなく何本もあるので片鱗のみ。

好きな日に休める「無制限有給休暇」知ってる? 〈リジュン記者のポートランド便り〉(琉球新報 2018.2.9)
https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-661428.html
 米国人のマット・スチュワートさん(33)が勤務する世界最大手IT企業は昨年、この休暇制度を導入した。 私はこの話を聞いたとき「無制限で休めるなら、年がら年中出勤しなくてもいいの? 」と驚いた。 日本では有給休暇があっても、周囲に迷惑をかけるのではないかといった遠慮や休暇を取ることへの罪悪感を感じる雰囲気があり、日本企業の社員である私にとっても衝撃だった。
 私は昨年9月から会社を1年間休職し、米ポートランドの大学へ留学している。 10年前、琉球大学に留学していた時にマットと知り合い、現在は同居人として彼の家に恋人のクリスティン・モリスさん(33)と3人で暮らしている。
 マットは毎朝8時に家を出て、午後5時すぎには帰宅する。 出勤時間は柔軟で、最低8時間働けば、いつ出勤してもいいという。 帰宅後の暮らしぶりも多彩で、火曜は友人や彼女と外食、水・金曜の夜は友人とボウリング、隔週金曜には友人たちがマット宅に集まりビデオゲームを楽しむといった具合だ。 まさに日本で提唱されている「ワーク・ライフ・バランス」を実践しているような人だ。 留学前、残業が当然だった私と比べると雲泥の差だ。
 なぜ残業がないのか。 マットいわく、「仕事中は、例えば昼寝とか仕事以外のことをしない。 仕事に対する集中力は常に全開だ」。 世界で最も影響力を持つ他のIT企業では居眠りしたり、駐車場で仮眠を取ったりすると首になるという話もあるらしい…。 これを聞いて私は、疲れた様子でソファにもたれかかっていた同僚がいたことを思い出した。
 マットは「同じ時間で働いていても、日本人が生み出す経済効果は米国人と比べて低く、非効率だと感じる」とぴしゃり。 そして「日本人は上司が帰らないと仕事が終わっていても帰れないと聞く。 あり得ない」と続けた。 では、マットは年間何日の有給休暇を消化しているのか? その答えは意外にも「ほとんどない」だ。 専門職の仕事を代わりにできる同僚がいないのに加え「有給休暇を取る人は『怠ける人』というイメージがつく」という。 有給休暇があっても使えない現状は日本と同じようにある。 ただ、米国人の方が時間の活用が上手と感じた。
 ◇ ◇
 「全米で一番住みたい街」といわれるオレゴン州ポートランド。 各種施設や住宅が集中したコンパクトシティーであること、公共交通機関の充実やユニークな個性を尊重する空気などが理由だ。 ポートランドの人々の価値観からウチナーンチュが学ぶものもあるはず。 留学中の記者が日々の暮らしで気になったことを報告する。 (随時掲載)


>米国ポートランド視察リポート「住民自治のまちづくりを考える 〜日本のヒントを探る」 (東京財団レポート
東京財団研究員兼政策プロデューサー・三原 岳 2015.10.29)
https://www.tkfd.or.jp/leadership/municipal-officers/a00169

>"米国一住みたい街"に日本人も注目する理由 それはNYでもシリコンバレーでもない(東洋経済オンライン
肥田 美佐子 2015年05月25日)
http://toyokeizai.net/articles/-/70758

ポートランドで語る「人間中心の都市の希望」(保坂展人 世田谷区長 ハフィントンポスト 2017年06月20日)
http://www.huffingtonpost.jp/nobuto-hosaka/portland_b_17218128.html
 アメリカ・オレゴン州のポートランドを訪ねたのは3回目となります。最初の訪問は、2016年11月でした。荒廃した中心市街地を長期計画で再生させていった「都市デザイン」がテーマでした。20年単位の計画が実行に移された結果、古い廃墟のようなビルがセンスのいいショップやレストラン、バー、カフェに生まれ変わり、若者たちや家族連れで賑わうようになっています。こうしたライフスタイルは、日本にも多く紹介され、話題を呼んでいます。
 ところが、ポートランドは1960年代から、鉄鋼・造船等の重工業の衰退と共に、大気汚染と河川汚濁に悩まされ「公害都市」の汚名に甘んじていたというから驚きです。産業の縮小と共に荒廃していく中心市街地をどのように再生させたのか。これこそ、ポートランド都市開発局(PDC)によってつくられた20年計画が着実に実行されていった結果です。
 現在、ポートランドと言えば、「全米でもっとも住みたい街」「環境都市」として語られます。70年代に始まったポートランドの中心部を流れるウィラメット川上部の高速道路を撤去する市民運動が実を結び、リバーサイドはゆっくりと歩ける緑の散歩道となりました。そして、市民運動の経験者たちは、批判から企画側にまわり、行政機関の街づくりのメンバーとして働き始めます。
 「車中心の社会」から「歩いて楽しい街づくり」への転換をするために、路面電車の交通網を整備しました。また、とめどなく都市を膨張させない「都市成長限界線」を守りながらスプロール化を防ぎ、中心市街地の再開発に乗り出しました。再開発と言っても、ポートランド都市開発局(PDC)は、100年以上前の古いレンガ造りのビルをリノベーションして再生し、1階部分を住居にすることを禁止し店舗に誘導して、にぎわいを呼び起こしました。
 東京は、巨大人口を抱える過密都市です。人口60万人のポートランド市と同列に論じることはできませんが、車優先から歩行者優先へ、産業重視から暮らしやすさ重視へ、大きなパラダイムシフトを早い時期に手がけ、30年の時間の集積を経て、独自のハーモニーを響かせることのできる環境都市に生まれ変わったという歴史は、自治体運営に日々直面している私にとっても、多くのことを教えてくれました。<以下・略>

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