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zoom RSS 関生労組への第三次大刑事弾圧をくいとめよう

<<   作成日時 : 2018/02/11 05:11   >>

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先週は連日仕事と外出。特に昨日は「業種別職種別ユニオン運動」研究会の第3回例会に参加し「港湾における産別労働運動の現状」と題する松本耕三全港湾委員長の講演・議論に参加した。過去ログでも書いたが高齢者が多数を占める多くの取り組みとは違い、首都圏青年ユニオンやPOSSEの皆さんが多数参加しているのが嬉しい。松本さんの2時間にわたる話と2人の研究者からの長文コメント・質問はさすがに内容豊富だった。労働法律旬報に全文掲載されるそうでここでは内容省略するが、先日も紹介した九州商船ストには全港湾の組合員も関連企業に在籍していたそうで、これは自分が質問した。松本委員長は「海員組合とは良好な関係とは言えず、他のある方面からスト撤回協力を要請されたが、会社の不法行為は全港湾としても容認できず、スト支援の立場をとった」とのこと。

ひとつの産別を運営するというのは、直接雇用関係にある業界関係だけではなく関連する実に多くの諸組織(官民・右左問わず)とのつきあいを要請される。あらゆる情報にも的確に対応しなければならず、現在のような厳しい時代には余計気苦労が多いだろうが、昨日は組合員である松本委員長の息子さんも会議・交流会に福島から参加していた。さすが全港湾! 自分も何度も全港湾の学習会には講師として参加したが、その真摯さが実に嬉しかった。そして、昨日は全日建建設運輸連帯本部の小谷野書記長も特別報告し、大弾圧前夜の凄まじい状態を報告した。

一昨日の連合会感での集会はレイバーネットで参照されたいが、この大阪広域生コン協同組合をめぐる事態も凄まじい。全港湾や全国港湾にとって、使用者団体である日本港運協会との労使交渉や労働協約締結等は最重要課題だが、生コン労働者にとって業界における労使関係を確立させることがこの協同組合設立だった。それなくしてセメント資本の横暴やダンピング競争の排除はなく、関生以外にも全港湾や建交労、交通労連とも共闘をつくりあげ、協同組合の発展を目指してきた中で、その労組との関係にも全港湾以外とは分断・亀裂が起きているという。書けない話ばかりなので止めるが、詳細は全日建連帯ユニオンのブログ(http://rentaiunion.sblo.jp/)の参照を。小谷野さんは第三次の大刑事弾圧・組織攻撃が必至というが、それを事前にくい止める幅広い支援の輪が必要だ。

>ネオナチを使った組合つぶしは許さない!〜全日建連帯労組が緊急集会(レイバーネット 2018.2.10)
http://www.labornetjp.org/news/2018/0209rentai

>「業種別職種別ユニオン運動」研究会は面白かった (シジフォス 2017/09/05)
http://53317837.at.webry.info/201709/article_3.html

2.11は決して祝祭日であってはならず、今日は「労働情報」誌原稿の完成をめざしつつ、早朝の学習は以下のテーマに留める。もっと日本でも大きな話題になって然るべきだが、為政者やその意を汲むメディアは報じない。独のIGメタルが2月5日に新たな労働協約<4・3%の賃上げと併せ、育児や介護のための労働時間短縮(週35時間→28時間)>を締結したとの記事だが、これが全国に波及する。連合通信によれば「時間短縮に伴って収入は減るが、親の介護などを行う労働者には別途、特別の有給休暇が与えられる。経営側は当初、制度導入に反対していたが、通常より長い40時間労働制での新規雇用を可能にしたことで折り合いをつけた」という。もっと詳しく知りたいテーマだ。

ドイツ金属労組 週28時間労働制 獲得 育児・介護で最大2年間可 給与減額もなし(赤旗 2018.2.7)
www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-02-07/2018020701_03_1.html
 ドイツの自動車、電機、機械産業などの労働者を結集する金属労組(IGメタル)南西地区(バーデン・ビュルテンベルク州)と使用者側は6日、6回目の労働協約交渉で、最大2年間の条件付きで週28時間労働制を導入することで合意しました。8歳未満の子どもの世話や老親などの介護で必要な場合、通常の週35時間労働から、最大2年間、週28時間労働に移行できるとしています。
 これは労組側が、少子高齢化の中で、子どもの世話や肉親介護などに時間を充てるために必要と要求したもので、今回の交渉の中心テーマでした。これまで、小さな子どもを抱え、保育園にもあずけられなかった労働者はパート労働に変わらざるを得ず、収入も大幅に減っていました。今回、給与は減額されることはなく、画期的な内容となっています。2019年から実施。
 南西地区は、今回の金属労組の労働協約交渉にかかわる労働者390万人中90万人を占める中心地域で、他の地区もこれをモデルとして合意に向かうとドイツ・メディアは報道しました。

ドイツ南西部の製造業労使、賃金と労働時間巡り合意(ロイター 2018.2.6)
https://jp.reuters.com/article/germany-wages-idJPKBN1FQ0K0
[シュツットガルト(ドイツ) 6日 ロイター] - ドイツ南西部の製造業の労使は13時間にわたる厳しい交渉の末、5日夜に賃金と労働時間を巡って合意に達した。ドイツ最大の労働組合である金属産業労組IGメタルの交渉担当者が記者団に説明したところによると、同労組と経営者団体のズートウエストメタルは、4月からの4.3%の賃上げやその他の支払いについて合意した。期間は2年3カ月。
 IGメタルは、好景気や低失業率を理由に、年6%の賃上げを要求していた。好調な労働市場を背景に米利上げが早まる可能性があるとの見方を背景に、株式と債券が世界的に売られる中で、投資家らは、ドイツで大幅な賃上げが行われればインフレ圧力が高まると警戒していた。
 今回の合意は、ダイムラー(DAIGn.DE)など大手製造業が本拠を置く独南西部の労働者約50万人が対象。ドイツの他地域における労使交渉の基準となる。労使双方は、合意内容を全土で採用するよう勧告した。
IGメタルは賃上げを勝ち取るため、一連の24時間ストを決行。先週のストでは、自動車メーカーやサプライヤー、エンジニアリング会社が2億ユーロ(2億4900万ドル)の収入を失ったとされ、ダイムラーのほかBMW(BMWG.DE)、エアバス(AIRG.DE)などが影響を受けた。
労働時間に関しては、育児や介護の必要がある労働者の労働時間を最長で2年間、週35時間から28時間に短縮することが認められた。

ドイツ南西部の金属産業労使、週28時間労働で合意 (フィナンシャル・タイムズ 2018/2/7)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26625000X00C18A2000000/
 ドイツの労働者が、よりよいワークライフバランスを求めた労使交渉の戦いで大きな勝利を収めた。同国最大の産別労組IGメタルが要求した週28時間労働の導入に、南西部の大手経営者団体である南西メタルが合意した。
 IGメタルと南西メタル間の労使交渉合意で、長年、賃金抑制のモデルとなってきたドイツの労働組合が、週35時間労働のお家元、フランスの組合労働者の典型的手法を使って、いかに力を誇示し始めたかが分かる。
 ドイツは現在、戦後最長となる”政府不在”のまっただ中にあり、今回の合意はそうした時期と重なった。メルケル首相は、5カ月に及ぶ大連立協議に苦しんでおり、かつては欧州に経済的・政治的安定を指南してきたドイツが道を見失いつつあるのではないかとの懸念を引き起こしている。
 今回の労使交渉合意は好景気の産物ともいえる。好景気によって労組は異例の強力な団体交渉力を得た。同国経済は2017年、11年以来の最速ペースで拡大し、失業率は1990年代の東西ドイツ再統合以来の最低水準となっている。
 南西メタルの交渉担当責任者シュテファン・ヴォルフ氏は、今回の労使交渉が「多くの企業にとって耐えられない重荷」だったと指摘した。
 今回の合意は、6度に及ぶ激しい交渉と相次ぐ24時間ストライキの末の合意だった。期間2年の合意は、ダイムラーやボッシュなど同国最大手クラスの複数の企業が本拠を置く、南西部バーデン・ビュルテンベルク州の金属・電気業界で働く90万人が対象となる。
 もっとも、今回のIGメタルの交渉合意はドイツ産業界全体の指標として捉えられており、他分野へも本格的に波及する見込み。
 労使双方は4月からの4.3%の賃上げと、その他の支払いを今後27カ月間ですることで合意した。労働者はフルタイムに戻る権利を温存しながら、通常の週35時間から28時間へ労働時間短縮が認められるようになる。一方、経営者団体側は、週の労働時間を短縮した場合でも同じか、もしくは同等の支払いを受けたいとするIGメタル側の要求をかわすことに成功した。
 専門家は、今回の交渉に比較的若い労働者の中の新しい考え方が反映されたと指摘する。ベルリンにあるヘルティ・スクール・オブ・ガバナンスで公共政策を担当するハンナ・シュヴァンダー教授は「例えば介護や長期有給・無給休暇など、人生の中で労働時間を減らす期間を望む人がますます増えている」と語った。

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