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zoom RSS 『タクシー運転手』は多くの労組関係者も観るべき

<<   作成日時 : 2018/06/13 08:10   >>

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昨日NHKBSで放映された「アナザーストーリーズ その時、市民は軍と闘った〜韓国の夜明け 光州事件」は実にタイムリ−だった。歴史的な朝米会談に関しては、自分が書いた支持声明をいずれ貼り付けるが、世界的に「孤立」させられた社会主義国・朝鮮が、超強大国・米国と対等に渡り合い、平和への道筋をつけたことはもっと高く評価されるべきだ。今回の歴史的和解を受けて、あらためて連合をはじめ多くの組織が朝鮮総聯や朝鮮ときちんと向き合い、東アジアの平和に向けた努力を開始することを訴えたい。すでに国会議員による超党派の日朝議連はいち早く総会を6/11に開催し、活動を再開しているとの記事も最後に添付しておく。

1980年5月18日の「光州事件」は、自分も映画「タクシー運転手」を観るまでかなり忘れていた。昨日のドキュメントでも韓国が凄まじいまでの軍事独裁政権であったことを知らない日本人が多いことを指摘していたが、民主化を要求する市民に対して韓国軍は10日間で、200名以上の死者・行方不明者は出す大虐殺を行った。

>1980年5月18日、韓国・光州で市民と軍が衝突した!戒厳令の名の下に繰り返された軍の暴力。怒った市民は銃を奪い、バスやタクシーに乗り込んで押し寄せた。それはまさに市街戦だった。当時、韓国政府はその事実を隠蔽。真相を隠すため、道路を封鎖し、情報を遮断し、力で市民を鎮圧していった。その時いったい何が起きたのか?韓国に「民主化」の夜明けをもたらした光州事件、明かされる38年目の衝撃の真実。

この再放送は6月18日(月) 午後11時45分だが、必見だと思う。
http://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2018-06-18/10/34416/1453095/

もちろん事実を基に描かれた「タクシー運転手」も必見で、運動に加わっていった労働者たちの団結が素晴らしい。このような団結・連帯が今の民主化を勝ち取る原点となっている。映画では主人公は口を閉ざしたように描かれているが、ハンギョレ新聞がその後の姿を報じている。

『タクシー運転手』キム・サボク氏の長男「本当の父の姿を知らせたい」(ハンギョレ新聞 2018-05-13)
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/30571.html
 1980年光州(クァンジュ)で「5・18民主化運動」を取材した“青い目の目撃者”ドイツ公営放送連合(ARD)のユルゲン・ヒンツペーター記者は、2003年青巌(チョンアム)言論文化財団とハンギョレ新聞社が授与する第2回ソン・ゴンホ言論賞を受け「勇敢なタクシー運転手キム・サボク氏に感謝する。彼に会いたい」と話した。ヒンツペーター記者はついに彼に再開できずに2016年息をひきとった。
 忘れられたかに見えたキム・サボク氏の存在は、昨年映画『タクシー運転手』を通じて世の中に知らされた。キム・サボク氏も既にはるか以前に亡くなった後だった。しかし、彼らが記録した映像は残った。キム・サボク氏の助けで光州に行ったヒンツペーター記者が撮影した映像は、今月17日『5・18ヒンツペーターストーリー』というドキュメンタリーで開封される。ハンギョレは9日、ソウルのあるカフェでキム・サボク氏の長男キム・スンピル氏(59)に会った。
 平凡な事業家として生きてきたキム氏の人生は、映画『タクシー運転手』が封切りされて変わり始めた。孤独に息をひきとった父の生涯を知らせる機会と思い、押し寄せるインタビュー要請を断らなかった。キム氏は初めて映画を見た後「喜びと無念が交錯した」と話した。「父が民主化に無言で寄与した点が知られた点はうれしかったんです。けれど、父をモデルにした“マンソプ”というキャラクターは虚構の人物でした。マンソプの話が父の話であるかのように思われたら困ると、無念な思いもありました」
 キム氏が最も正したい事実は、父親のキム・サボク氏が1980年5月に光州に行くことになった契機だ。映画では“マンソプ”がタクシー代10万ウォンを稼ぐために他の運転主のお客さんを横取りしたと描写されているが、事実は当時光州の状況を知っていたキム・サボク氏は、ヒンツペーター記者と“同志的関係”で動いたということだ。「父は1970年代初期からソウルパレスホテルでタクシーを走らせていて、外国人のお客さんを予約制で受けていました。偶然に誰かを乗せることはありませんでした」
 キム氏は、父のキム・サボク氏が主にドイツと日本の記者たちをしばしば乗せていたと記憶していた。「今回ドキュメンタリーを準備して、各種資料を探してみたところ、父とヒンツペーター記者は5・18民主化運動より5年前の1975年頃から交流がありました」。彼は、1975年10月に父キム・サボク氏がヒンツペーター記者らと一緒に撮った写真を公開した。写真にはハム・ソコン氏、ケ・フンジェ氏など当時の民主化運動の“大家”らが一緒に写っていた。キム・サボク氏が当時“民主化の波”に参加していたという大切な証拠だ。キム氏は「父がチャン・ジュナ先生が発行した思想界などを読んでいた姿をはっきり覚えている」と伝えた。
 キム氏は父親が“外信記者専門”になれた理由も説明した。「父は1932年に生まれ日帝時代に学生時代を過ごしました。日本語が韓国語同様に話せたのでしょう。また勉強が好きだった父が、英語の本を読んでいた姿は今も鮮やかに目に浮かびます」。このように外国語の実力を積み、通訳なしで外信記者と直接対話できたということだ。
 キム氏は父親の死が1980年の光州と結びついていると話した。肝硬変を患っていたキム・サボク氏が、1980年に光州に行った後「同じ民族どうしが、どうしてこうも残忍になれるのか」と言いながら痛飲することがあったということだ。「当時は一度はやめた酒を再び飲みはじめた父が恨めしかったが、今考えてみればそうした状況に耐えられなかったのではないかと思います。父は結局1984年に肝臓癌で亡くなりました」。
 キム氏は映画では見られない父の本当の姿を知らせたいと話した。彼にとって父親は、時代の痛みを知らせるために自分の持ち場で最善を尽くした平凡だが勇気ある市民の典型だ。1980年光州以後、世の中が少しでも良くなったとすれば、各々最善を尽くした父のような人のおかげだと彼は信じる。「うちの父でなくとも、人知れず民主化に寄与した人々が多いでしょう。その方々の姿を探して知らせる仕事をするのが、残された私の役割ではないかと思います」


>終わっていない光州蜂起(いじめ・メンタルヘルス労働者支援センター 2018.5.18)
http://ijimemakenai.blog84.fc2.com/blog-entry-693.html

日朝国交正常化推進議員連盟総会、10年ぶりに開催/与野党議員40人が参加 “日朝首脳会談早期実現を支持”(朝鮮新報 2018.6.12)
http://chosonsinbo.com/jp/2018/06/yr20180612-1/
 日朝国交正常化をめざす超党派国会議員らの日朝国交正常化推進議員連盟(以下、日朝議連)の総会が、11日、衆議院第1議員会館で行われた。総会が開かれるのは、08年以来、10年ぶり。
 総会には、自民党、公明党、立憲民主党、共産党、維新の会、国民民主党など与野の各党から約40人の議員らが参加した。
 総会には、自民党、公明党、立憲民主党、共産党、維新の会、国民民主党など与野の各党から約40人の議員らが参加した。
 日朝議連は、02年9月17日、朝鮮と日本との間に採択された平壌宣言に基づく、両国間に横たわる諸懸案の包括的解決、国交正常化の実現と地域安全保障の確立を目指すことを目的としている。
 総会では、役員人事が確認された。日朝議連の会長として、自民党の衛藤征士郎衆議院議員が、会長代行に自民党の額賀nu郎元財務相が就任。顧問には自民党の二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、竹下亘総務会長、公明党の井上義久幹事長が就任した。また、副会長として、石原伸晃(自民党)、河村建夫(自民党)、塩谷立(自民党)、北側一雄(公明党)議員らが、事務局長に馳浩(自民党)議員が任命された。
 総会では、決議文が採択された。決議文では、北南首脳会談で発表された板門店宣言ならびに12日に行われる米朝首脳会談について「朝鮮半島と東アジアの平和と安定に大きく資する」と評価し、「両会談を見据えて、国会議員としての使命と責務を果たすべく『議員として議員外交』を展開する」ことを強調。平壌宣言にのっとり、日朝間の諸懸案の包括的な解決を目指すとともに、「日朝首脳会談の早期実現を全面的に支持」する日朝議連の立場が示された。
 衛藤会長は、「日朝議連は、日朝国交正常化が両国と朝鮮半島、東アジアの平和と安定、繁栄に資することを確信している」としながら、「議員外交」に最善を尽くす意志を強調した。また、現在、朝鮮に対する制裁決議を国会で採択している状態では「国交正常化に向けて踏み出すのは難しい」とし、「日朝国正常化を後押しする新たな国会決議」を採択すべきという認識を示した。
 日朝議連によると、米朝首脳会談の結果を踏まえ、再度総会を開催する予定。現在、約50人の議員が同会に入会しており、会員はさらに増える見通しだという。

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