シジフォス

アクセスカウンタ

zoom RSS 労働組合は「声をあげる」ためにこそあるのに…

<<   作成日時 : 2018/05/15 06:09   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 1

5/10の連合通信によればデンマークの公務労組は5月1日、今後3年間で8・1%の賃上げを獲得し、地方自治体や国の公務員約70万人に適用される、という。交渉では労組がストを提起し、当局側がロックアウトの構えを見せるなど難航。この合意は民間企業並みの賃上げ率や低賃金職種における男女差別の改善などを盛り込んでいるというが、世界の労組は逆風に抗し至る所で闘っている。しかし、日本では見えにくいのはなぜか。頑張っている長崎バスユニオンのTwitterに明確な組合差別の配車(担当車両を組合別に振り分け、組合を異動したらその担当車両資格を失い、担当車両が取りあげられる)が綴られていた。そしてこの不当労働行為に私鉄総連加盟の企業労組はまったく意義を唱えないという。

長崎バスユニオンTwitter(2018.5.12)
●22年物の代車は板バネで、エアーサスの私の担当車と比べクッションが悪くハンドルも重い、一日乗ると非常に疲れる。やはり担当車の新しいバスが良い、いかに乗務員が皆、担当車にこだわるのかを会社側は知っている。組合を異動したら担当車取をりあげる政策を実行したのは組合異動を躊躇させるため。
○過去2004年の組織統一以前、48年間の分裂時代は組合籍関係なく全乗務員平等に、入社順位によって担当車両を選択出来る制度で、組合を異動しても担当車両を持って異動出来た。組合間で揉めることはなかったし、車両を組合籍別に分けることなどあり得なかったのに、なぜ会社側はこんな裁定を下した?
●担当車両を組合別に振り分け、組合を異動したらその担当車両資格を失い、担当車両が取りあげられるという、明らかな労組法7条違反で、組合異動への不当介入である会社側の裁定実行に合意し、異論を唱えない他労組、労働組合指導者としての見識について皆さんどう思いますか?
https://twitter.com/Nbusunion

これに対して連合ユニオン東京加盟の西武バスユニオンは<別会社ならいざ知らず組合が違えど同じ会社の労働者として地位向上等を目指す労働組合として、眼に見える嫌がらせに眼を背ける事は、カウンターパートナーとしての立ち位置、存在価値として如何なものかどこの多数派労組も会社から利益供与されて番犬が座敷犬化してますね>とリツイート。さらには長崎バスユニオンのTwitterには<そんな組合は労働者の敵ですな。いまやほとんどの労組は経営者側ですな>とのリツイートもあった。

多くの仲間が労働時間法制改悪に対し多大な危機感をもっているが、労働者全体の運動になかなか結実しない。全自交労連のTwitterには<高プロが強行採決されそうだという、まっとうな国ならとっくにフッ飛んでいる安倍政権が強行採決を目論む、サラリーマンはそれでいいのか?何故自分達の労働環境を守ろうとしない?安倍を引きづり下ろせば阻止できる、今ならそれも可能なのに、何故立ち上がらない?不思議だ>との言葉がリツイートされているが、自らの発信としては連合本部を含めてなかなか見えない。やはり全自交のTwitterには小沢一郎(事務所)の<あまりに虚偽答弁や改ざん、偽装工作などが多すぎるため、政府とはそもそもそんなもんである、と国民がこれに慣れてしまったとしたら、この国に未来はない。そして、安倍総理は、国民が慣れて麻痺して忘れてしまうのをじっと待っている。この国の将来のためにも「ナチスの手口」と闘わないといけない>も載っていた。

これ以上は何を綴り始めるのか危ない(苦笑)ので、止める。頑張っている労働弁護団の緊急声明と、多くの方も紹介している朝日のコラム「私たちは黙らない」を読んでおく。

労働時間規制を破壊し働かせ放題の「高プロ」導入に反対する緊急声明(2018年5月14日 日本労働弁護団幹事長 棗 一郎)
http://roudou-bengodan.org/topics/6958/
 政府与党は5月2日、野党6党の強い反対を押し切って、衆議院での働き方改革関連一括法案の審議入りを強行した。しかも、今週か来週には一括法案を強行採決しようとしている。極めて憂慮すべき事態であり、政府与党の一方的な国会運営を看過することはできない。
 この法案には、野党が“スーパー裁量労働制”と批判する「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)の導入が含まれており、これには日本の全ての労働組合と労働者が反対しており、労働政策審議会での建議の際にも労働側委員は全員「高プロ」法案に反対している。また、過労死を考える家族の会などの市民団体や日本弁護士連合会などの法律家団体も「高プロ」法案に反対している。最近の共同通信社の調査でも、主要企業百社のうち、「高プロ」導入への賛成は28%だけである。このように、労使や市民、法律家団体のほとんどが反対している「高プロ」が入っている働き方改革一括法案を強行採決すべきではなく、法案から削除するべきである。
 「高プロ」の本質は、「専門業務型のホワイトカラー・エグゼンプション」であり、労働基準法の労働時間規制を全く受けない労働者を作り出すというものであって、完全な規制の撤廃であり労働時間規制の破壊である。24時間営業のコンビニエンスストアのように、労働者に対し昼も夜もなく24時間、休みなしで働けという業務命令が合法となる制度である。しかも、「高プロ」が裁量労働制より悪いのは、対象労働者には労働時間に関する何の権限も裁量もなく、使用者の業務命令には無条件で従わなければならないという点である。また、法案には、成果に応じた賃金が支払われる保証などどこにもない。際限のない長時間労働を強いられる危険性が極めて高く、長時間労働を助長する制度であり、“過労死促進法”“定額(賃金)で働かせ放題”の法案である。「高プロ」が導入されれば、日本で働く全ての労働者にとって、取り返しのつかない危険を及ぼす虞があり、断じて容認することはできない。
 私たちは政府与党に対し、「高プロ」を含む働き方改革一括法案を強行採決することなく、「高プロ」制度を撤回することを強く求める。

(政治断簡)私たちは、黙らない(朝日新聞編集委員・高橋純子 2018年5月14日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13492543.html
 あっそうなのデベソなの。
 出典は今もってナゾだが、幼き頃、くだらん屁理屈(へりくつ)をこねると母にこういなされた。
 「はめられて訴えられているんじゃないかとか、ご意見はいっぱいある」
 あっそうなのデベソなの。
 「セクハラ罪っていう罪はない」
 あっそうなの副総理なの。
 無知であることは罪ではないが、無知に開き直る無恥は罪、ましてや政治家であれば大罪であると、私は思う。
 2008年、首相に就任したかの氏は所信表明演説で、「この言葉よ、届けと念じます」と初々しく前置きし、語った。「日本は、明るくなければなりません。(略)わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、実によく笑い、ほほ笑む国民だったことを知っています」
     *
 それから10年。この国は、暗い。実によく冷笑し、嘲笑し、無恥な者が威張り散らす陰気で陰険な空気に覆われている。政治家が率先して範を垂れ、せっせと種をまいてきた結果である。
 セクハラという人権侵害に対し、明確に自分の言葉で謝罪しないばかりか、加害者をかばい、被害を告発した側に非があるかのごとき発言を続ける。そのようなむちゃくちゃを、この国の最高責任者は我関せずと放置している。
 かくして社会に垂れ流されるメッセージは。
 逆らっても無駄だ。
 お前たちは無力だ。
 物理的に暴力を振るわれているわけではない。なのに力ずくで抑え込まれたような、口をふさがれたような、恐怖と屈辱が身の内で膨れる。
 「1億総活躍」だと。
 「女性が輝く社会」だと。
 ちゃんちゃらおかしくて、ヘソで茶を沸かしてしまったではないか。
 ぶぶ漬けでもどうどす?
     *
 女という性への抑圧は、至るところに転がっている。黄金週間、たまたま立ち寄ったインテリア店で、はたと目に留まったピンク色のスリッパ。甲の部分に刺繍(ししゅう)がしてある。「I’m Yours」。私は、あなたのもの……。カップル仕様なのだろうか、深緑色の方は「You’re mine(あなたは私のもの)」だ。
 もちろんピンクの方を履く男性もいるだろう。わかっている。それでもピンクに課された「私はあなたのもの」にぎゅううと胸が痛んだのは、1週間前、「私は私のもの」という訴えを聞いたからだ。
 東京・新宿駅東口の広場。「私は黙らない」というイベントで、学生や主婦、女性も男性も次々マイクを握った。
 レイプされた経験を語った彼女。この問題は男と女の闘いではなく、共に立ち上がらなければと言った彼。それぞれの声は時に怒りに震え、涙にぬれ、それでも、前に向かってまっすぐに放たれる。自らを鼓舞するため。傷つけられた誰かを励ますため。共に笑える社会を築くため。
 「私はもう黙らない。あなたは何も悪くない。あなたは決してひとりじゃない」
 私たちは黙らない。声を上げることをあきらめない。この国にはびこる冷笑と嘲笑を打ち破る。いつか、必ず。

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
その「声」が駄々こね泣き喚きでは何の役にも立ちませんな(嘲笑)


しかも、沖縄のオコチャマ反戦ごっこにまで労組幟を揚げてまで加担し、
ブラック企業などの跳梁を許している現状ではね(一笑一笑)
韓国人と仕事して困ったことまとめ
2018/10/30 00:56

コメントする help

ニックネーム
本 文
労働組合は「声をあげる」ためにこそあるのに… シジフォス/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる