シジフォス

アクセスカウンタ

zoom RSS 読んでさらに寒くなった連合の新党結成歓迎談話

<<   作成日時 : 2018/05/09 07:22   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

まさに「寒の戻り」なのか、寒い。身体に毛布をまき付け、連合の<新党「国民民主党」の設立を受けての事務局長談話>を読む。各TVは結成記者会見の最後に突然会場の電気が落ち真っ暗になってしまったシーンを報じていたが、「歓迎」したのは連合本部だけかもしれない。個人的には、法案と立憲・国民の対案の対比表を読みたいが、未だにどちらも入手できていない。もっとも政府法案自体は話題になっている上西さんの「 #ご飯論法」という悪賢い詭弁答弁(傑作!)以上に精神衛生上悪そうだが…。とにかく今日から法案審議で、冒頭に対案が示されるというが、2党の案は残業規制上限時間でどう違うのか、連合はもう一本の後半国会にむけた談話で<充実した働き方改革法案審議と働く者の立場に立った法案の実現を求める>で<(両党の)それぞれの持ち味を生かした対案は、働く者のための働き方改革を実現するための、政策パッケージである>と表現し、苦笑してしまった。

昨日から「労働情報」6月号の原稿書きを始めていて、学習はスルー。良く知られている内容だが、友人から教えていただいた関連記事などを読んで今朝は終わる。しかし、連合に配慮すればするほどきちんとした安倍批判ができなくなるジレンマが痛い…と思う。

連合主導「帰ってきた民主党」終わりの始まり(POLITICS 2018.5)
 民進党と希望の党が新党結成で合意した。民進が3分裂して戦った昨秋の衆院選から6カ月、立憲民主党を除く2党が5月中にも「元サヤ」に収まる見込みとなったが、水面下で貧乏くじを引くのは来夏の参院選で組織内候補を抱える連合だ。
 そもそも原発政策で立憲とは相いれない電力総連など旧同盟系の産別の受け皿づくりを急いだ連合執行部。連合内の旧同盟系と旧総評系との亀裂は新党結成でもはや修復不可能なレベルに達 し、分裂した野党の再々編にも影を落とす。
 4月末の民進の両院議員懇談会。「民主主義を守るために中核となる政党をつくりたい。立憲と 距離が開くようなことは絶対にしない」。立憲と連携を目指す党内勢力の反対で希望との統一会派結成に失敗した教訓を踏まえてか、代表の大塚耕平(58)は立憲代表の枝野幸男(53)との関係を幾度となく強調し、新党結成の了承をとりつけた。掲げたのは民進の再結集ではなく 「新しい民主党」だ。「国民にも浸透している『民主党』を名乗り野党第1党になることが、立憲を含めた再編への最短距離だ」と希望幹部は解説する。「第1党の立憲が音頭をとって野党を集約し、政権交代可能な政党を創りあげることが理想ではある」(同)が、支持率を背景に、枝野は「再結集」になお否定的だ。
 「早く民進と希望で合流してほしい。じゃないと参院選に間に合いませんよ」。連合幹部は民進・希望両党の幹部と会談を重ね、発破をかけてきた。「立憲とは一緒にやれない。その他で大きな塊をつくるしかない」と、その幹部は言う。
 だが現実は甘くない。細野豪志(46)ら何人;かの希望「チャーターメンバー」は新党に参加しな い見;込みだ。松沢成文(60)らは分党して希望の事実上の後継政党を立ち上げる。民進は立憲入りした杉尾秀哉(60)に続いてこぼれる人数が見通せず、新党結成に慎重な岡田克也(64)、 安住淳(56)ら衆院のメンバーも合流を見送る可能性がある。野党第1党どころか衆参どちらか での第1会派の獲得すら危ういのだ。
 加えて連合執行部と立憲との溝の深さが事態を複雑にしている。亀裂が決定的になったのは、働き方改革関連法案を巡る立憲の動きだ。残業時間規制の上限が連合と折り合わず、立憲は民進と希望がつくる対案とは別に独自の対案を今通常国会に提出する。「これまで支援してきた連合を軽視するのか」。連合関係者は憤りを隠さず、民進の衆院ベテランは「連合の口車に乗って新党をつくったら立憲との再結集はなくなる」と危惧する。
 もっとも自治労は参院選での立憲支持を打ち出し、私鉄総連は既に立憲から候補者を擁立;した。「選挙が不安な産別は続々とこちらにつくだろ う」と立憲幹部が言うとおり、連合執行部の各産別へのグリップは全く利いていない。関係者ですら「旧総評と旧同盟はもう一度分かれた方が自然だ」と言ってはばからない状況で、連合は事実上の分裂状態に陥っているといっても過言ではない。
 「新党で支持率が上がらなかったら、誰が責任を取るのかな」。旧民主党の代表経験者は思わず漏らした。連合による選挙のための「帰ってきた民主党」が険しい船出を迎えるのは間違いない。
https://wm.sso.biglobe.ne.jp/appsuite/api/mail/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30210270Y8A500C1EA1000/?n_cid=DSTPCS001

第196通常国会 後半国会に向けた連合事務局長談話(2018.5.8)
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/article_detail.php?id=969
<前半部分・略>
●新党「国民民主党」の船出を期待する
 折しも、昨日5月7日、新党「国民民主党」の設立大会が開催された。民進党でもなく、希望の党でもない、全く新しい党として誕生した国民民主党には、衆39名・参23名の計62名が参加した。大塚共同代表・玉木共同代表は、設立大会において、自らの政策を磨き、また、全国の組織基盤を充実、強化する中で、民主主義を守り、国民の期待に応え得る野党勢力の核として役割を発揮したいと訴えた。連合としても、こうした認識にもとづき、国民民主党へ参加した議員一人ひとりの行動に敬意を表すとともに、今後の前進と発展を心から期待したい。
●充実した働き方改革法案審議と働く者の立場に立った法案の実現を求める
 今国会は「働き方改革国会」と銘打たれている。時間外労働の上限規制や非正規雇用労働者の処遇改善に向けた同一労働同一賃金の法整備は待ったなしの課題であるが、政府提出法案に含まれている高度プロフェッショナル制度は実施すべきではない。立憲民主党と国民民主党のそれぞれの持ち味を生かした対案は、働く者のための働き方改革を実現するための、政策パッケージである。後半国会においては、院内外で連合フォーラムに集う国会議員と強力に連携し、構成組織・地方連合会・連合本部が一体となって、働く者の立場に立った法案の実現に全力で取り組む。


>新党「国民民主党」の設立を受けての連合事務局長談話(2018.5.8)
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/article_detail.php?id=970

>民進党が「新しい民主党」をつくると決定したことを受けての連合事務局長談話(2018.4.2)
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/article_detail.php?id=966

野党分裂、裏に連合・共産 国民民主党が結党  真相深層(日本経済新聞 2018/5/8)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30210270Y8A500C1EA1000/
 新党「国民民主党」が8日、正式発足した。民進党から分かれた勢力の再結集を目指したが、立憲民主党との合流はなく、直近まで希望の党と民進党に所属した議員で新党参加組は6割弱にとどまった。来夏には参院選があるがなかなかまとまらない。背景には組織票をもつ連合内の路線の違い、連合と共産党の対立がある。
 「野党の大きな固まりをつくる」。国民民主党共同代表の大塚耕平、玉木雄一郎両氏はこう繰り返してきた。めざしたのは2017年の衆院選で割れた民進党の再結集。同党の支持団体だった連合も強く後押しした。
 再結集に慎重な議員には、連合の神津里季生会長が「信頼感のある立ち居振る舞いがないと、心から応援することにならない」とけん制したほど。それでも国民民主党は野党第1党に届かず、旧民進党は立憲民主党、国民民主党、無所属と分裂が一層深刻になった。
 国民民主党の参加者には2つの傾向がある。当選1〜2回で、自前の後援会が整っていない議員が多いことだ。ポスター貼りなど、地道な活動は地元の連合が派遣する組合員に依存する。
 もうひとつは、かつて民社党を支持した旧同盟系など、民間労働組合の出身議員が目立つことだ。UAゼンセンの川合孝典氏、自動車総連の浜口誠氏、電力総連の小林正夫氏らが名を連ねる。
 連合傘下でかつて社会党を支持していた旧総評系の自治労や日教組が推す議員は立憲民主党に多い。政策・理念では安全保障関連法の廃止や原発ゼロを唱える。1989年に官民労組が大同団結して生まれた連合。支持を受けてきた議員は国民、立民各党に割れた。
 「重要なのは共産党との関係だ」。民進党出身議員は連合の亀裂とは別の焦点を指摘する。安保法も絡むという。
 16年2月、当時の民主党の岡田克也代表は共産党を含む野党4党との党首会談で(1)安保法廃止と集団的自衛権容認の閣議決定の撤回(2)同年の参院選などで与党を少数に追い込む――と合意した。この時は共産党が選挙協力を含む野党共闘にかじを切っていた。民主党の保守系は「安保法廃止」と「共産党を含む野党共闘」の組み合わせに反発。共産党と安保法をめぐりわだかまりができた。
 17年9月の民進党代表選でこれが表面化する。共産党を含む野党共闘路線を幹事長として進めた枝野幸男氏に対し、否定的な前原誠司氏が勝利。前原氏は直後の衆院選前に、共産党を含む野党共闘か、希望の党との合流か、で選択を迫られた。保守派で共産党に警戒感もある前原氏は後者を選び、連合の神津会長も足並みをそろえた。
 一方、枝野氏は立憲民主党を結党し、たもとを分かつ。枝野氏は安保法は「違憲」と明言。共産党とは、表だった選挙協力を否定するが柔軟さもある。17年衆院選は、共産党が小選挙区で候補者を降ろし、票の食い合いを避けたことが立憲民主党躍進につながった。
 「共産党との関係ものみ込まないといけない」。立憲民主党と関係を深める旧総評系の官公労の幹部は語る。
 旧同盟系の連合関係者は「立憲民主党の集会には共産党系団体の姿が目につく」と批判的だ。国民民主党は「非共産」「旧同盟系」「現実的な安全保障」が中心。前原氏が選んだ路線に近い。
 こうした亀裂を横目に共産党は次の手を打つ。来夏の参院選に向け、早くも14の1人区で公認を内定した。小池晃書記局長は「今後の選挙は本当の共闘が必要だ。相互推薦・相互支援がないと勝てない」と説く。一方的に候補者を降ろすことには否定的で、政策の協定などを求める。
 共産党は安保法廃止にもこだわる。国民民主党は安保法について「違憲と指摘される部分を白紙撤回することを含め、必要な見直しを行う」との基本方針をまとめたが、共産党幹部は「明快ではない。よく立場を聞かないといけない」と話す。旧民進党系が連合票の亀裂と共産票に翻弄される構図はまだ続く。再結集は遠い。

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
読んでさらに寒くなった連合の新党結成歓迎談話 シジフォス/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる