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zoom RSS ウソが日常をかっ歩する異常さに慣れてはならない

<<   作成日時 : 2018/08/01 06:05   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 1

クーラーを使わないとTVを見る気も失せてくる。そんな中、一本の韓国ドラマが興味深かった。「ピノキオ」という恋愛ドラマなのだが、ヒロインの設定が嘘をつくとしゃっくりがでてしまう“ピノキオ症候群”という架空の症状であり、これが火災事故と過熱する報道がきっかけで家族を失った主人公と共にテレビ局の報道部で働くという設定で、リアルに報道という世界の醜悪さを描き出していた。「嘘をつけない記者」はありえないが、広告塔として入社が許される中で、舞台は視聴率競争が過熱する日常だった。五輪か重大事故の原因追及報道かで大激論になった際に、報道は視聴者が「見たいニュース」と「見るべきニュース」どちらを優先するべきかが記者の中で議論になる。主人公は同僚に「自分のガンを知りたくないか」と鋭く問いかける。財閥が、自分の不正を隠すためにタレントのスキャンダル報道を流させるなど、隠ぺいとねつ造が蔓延される中で「ウソをつかない報道と生き方」を示すというドラマだった。少しだが労働組合やデモなども出てくるし、単なる勧善懲悪ではない社会性をもった恋愛ドラマで、日本のドラマではスポンサーや政府に配慮してこうは描けないと思った次第。

沖タイの昨日のコラムを添付しておく。日本の記者の間ではどこまで真摯な議論が交わされているのだろう。

[大弦小弦]「ウソはいけない」と子どもを諭しながら、人は世渡りに…(沖縄タイムス 2018年7月31日)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/291552
 「ウソはいけない」と子どもを諭しながら、人は世渡りに必要なウソをつく。みだりにつかないようにと、自らを戒めながら日々を過ごす
▼PKO日報の隠蔽(いんぺい)や森友学園問題を巡る虚偽答弁、文書改ざんなど最近の国会はウソがまかり通っている。加計学園問題では誰がウソをついているのか、疑惑の解明は置き去りにされた
▼西日本を豪雨が襲った5日夜、安倍晋三首相も参加し批判を浴びた「赤坂自民亭」なる酒宴。土砂災害が多発し、多くの住民が孤立していた翌6日夜も、首相は無派閥議員を極秘で公邸に招き、総裁3選に向けた囲い込みをしていたと日本テレビの「news every.」が報じた(24日)
▼番組によると会合を取り持ったのは菅義偉官房長官。首相と加計孝太郎理事長との面会疑惑で「報道機関が作る『首相動静』に載っていなければ会っていない」と強弁した政府だが、7日付の全国紙に会合の記載はない。これもウソか
▼日本は国民が主人公であり、政府は私たちが委託した業務を行う集団にすぎない。政府が国民をだますのは委託した権力の乱用で、民主主義の破壊につながる
▼私たちは、乱発される政府のウソに慣れ過ぎてはいないか。「どうせウソだろ」とどこか冷め、諦めてはいないか。権力のウソを放置し、怒りを忘れた果てに力関係は入れ替わる。

「ピノキオ」では世論操作の巧妙さと為政者への忖度と同時に、「大衆の愚かさ」も強調された。このようなドラマもあってローソク革命も成し遂げられたのだろう。日本はこの2018年という年を大きな転機の年にしなければならないのだが…。問われているのは我々だ。

カメラが捉えた 猛暑が覆い隠す「国民愚弄政権」の正体(日刊ゲンダイ 2018年7月24日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233940
 「これが戦争の結末」。今年1月。フランシスコ・ローマ法王が、一枚の写真を印刷したカードを作り、広く世界に周知するよう指示していたと報じられた。写っていたのは、1945年に米軍の従軍カメラマンだった故ジョー・オダネル氏が撮影した、長崎に投下された原爆で亡くなった弟を背負って火葬場で順番を待つ少年の姿だ。
 数千、数万の言葉を紡ぐよりも、一枚の写真がすべての真実を物語る――。おそらく、ローマ法王はこう言いたかったのだろうが、これは安倍政権にも共通する話だ。
 22日までに14府県で死者218人、安否不明者12人の犠牲を出した西日本豪雨。気象庁が異例の緊急会見を開いて豪雨被害への警戒を呼び掛けた5日夜、安倍首相や岸田政調会長、小野寺防衛相ら自民党議員は衆院赤坂議員宿舎で開かれた酒宴会合「赤坂自民亭」に出席。赤ら顔で酒を酌み交わす姿がSNSの写真にバッチリとらえられた。
 写真がネットで拡散し、豪雨被害の初動に批判の声が出ると、安倍は「被害の拡大を想定して、政府の対応態勢を拡大するなど、いかなる事態にも対応できる万全の態勢で対応にあたってきた」と釈明。その後の非常災害対策本部の会合では「なりわいの再建は待ったなし」「一日でも早く手を打たなければならない」などと、復興支援に取り組む政府の姿勢を猛アピールしているが、被災者をナメきっているとしか思えない。「赤坂自民亭」の酔っぱらい写真が示した真実はひとつ。それは「数十年に一度レベル」と予測された豪雨被害に対する警戒を怠り、国民の生命、財産よりも、総裁3選の地ならしという「党内政治」を優先させた安倍という政治家の薄汚い本性だ。
■安倍政治に透けて見える閣僚の驕り高ぶりと国会の破滅
 そんな安倍政権の本質が浮き彫りになった写真は「赤坂自民亭」だけじゃない。
<写真>(西村康稔のツイッターより)「民主主義で多数決が使われるのは、熟議を繰り返した結果としての多数の意見であれば、少数派も納得するからである。判断に必要な情報などを出さず少数派を納得させようとしないままの多数決は、民主主義のはき違えである」
 20日の衆院本会議。安倍内閣に対する不信任決議案で、趣旨説明に立った立憲民主の枝野代表の演説は2時間40分余りに及んだ。多数議席を持つ与党が好き勝手に何でもバンバン決めるのであれば独裁政治と変わらない。それも議論の前提となる資料や答弁がウソでつくられたのであれば、もはや民主主義は成り立たない。議会制民主政治とは、与党が少数野党の意見に真摯に耳を傾け、国民のために与野党で協力して政策を練り上げることが不可欠だ――。枝野は極めてまっとうな指摘をしたのだが、不信任を突き付けられた安倍内閣の閣僚席に向けられたカメラがとらえたのは、安倍が茂木経済再生担当相らと反省する様子もなく、ニタニタと談笑する姿。安倍1強政治による閣僚の驕り高ぶりと「国権の最高機関」の破滅が進んでいる惨状がハッキリと映し出されたのである。
「安倍首相は豪雨災害の初動の遅れを指摘されても知らん顔で、不信任案を提出されてもヘラヘラ薄ら笑いを浮かべている。何の反省も責任も感じていないのでしょう。驕りと高慢がヒド過ぎます。中国に『人面獣心』(顔は人だが心は獣)という言葉がありますが、これがピタリ当てはまるのが安倍政権なのです」(政治評論家の森田実氏)
◆国の統治機構が“暑さ”で根腐れしている状況をメディアは報じるべき
 豪雨災害そっちのけで酒盛りし、不信任を迫られても平気の平左。そんな悪辣政権だから、本気で被災者支援に取り組む気などないのだろう。21日に広島・三原市の避難所を訪問した安倍と男性被災者の間で交わされたやりとりでも、こんな場面があった。
〈頑張って復興お願いします。くれぐれもお願いします。今、血圧が168、97で……〉
 長期間にわたる不自由な避難所暮らしに疲れ、過度のストレスと高血圧に悩まされている男性被災者が声を絞り出すように訴えたのだが、防災服姿の安倍は〈しっかり応援していますから、大丈夫ですよ〉と淡々と応じただけ。とてもじゃないが、本気で被災者に寄り添う姿には見えなかった。
 言葉だけで素っ気ない態度の安倍にネットは大炎上。〈応援って何?〉〈大丈夫って何を根拠に断言しているの?〉〈まるで他人事だね〉……などと非難囂々だが、おそらく本人は何も気付いちゃいない。まさに「巧言令色鮮し仁」とはこのこと。この避難所訪問の「映像」にも安倍政権の実相がよく表れているのだ。
■猛暑という気温よりも、安倍政権の方が暑苦しい
 豪雨災害に対する安倍政権の酷い対応を見て、さすがに国民も怒り心頭に発したのだろう。直近のメディア各社の世論調査では内閣支持率はどんどん急降下。日経とテレビ東京の調査では、支持率が45%となり、前回(6月下旬)の52%から7ポイントも下落。不支持率(47%)を2カ月ぶりに逆転した。産経とFNNの調査でも、不支持率(47.3%)が支持率(42.1%)を上回ったほか、ANNの調査も、不支持率が45.6%で、支持率(38.2%)を大きく上回る状況だ。とりわけ、不支持が高いのが今回の豪雨災害の現場となった中国・四国地方だ。
 地方の反乱が広がれば、安倍の総裁3選どころか、政権自体がいつ追い込まれても不思議じゃない。それでも安倍が余裕シャクシャクなのは、新聞・テレビが連日、アラームのように猛暑報道を続けているからだ。
 23日も、国内の観測史上最高気温を5年ぶりに更新した熊谷市(41.1度)や、都内で初めて40度以上を記録した青梅市(40.8度)などのニュースが速報で流れた。確かに国民の生命に関わる重要な情報とはいえ、朝から晩まで報じられると、いい加減うんざりしてくる。気温の急上昇はここ1、2年で始まったことじゃない。こまめな水分補給とクーラーの利用を呼び掛ければ済む話ではないのか。
 猛暑を取り上げるのであれば、西日本豪雨で避難所暮らしを余儀なくされている被災者の声を取り上げるべきだろう。いまだにクーラーの設置されていない体育館などで寝泊まりを続けている住民は少なくないのだ。大体、安倍がポンとカネを出すことを決めた陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」は1基1000億円もする。報道の看板を掲げているなら、ミサイルシステムの購入は即中止して、クーラー設置が未整備な全国の小中学校の購入費用に充てるべきだと訴えるべきだろう。それだけでも安倍政権が国民の生命、財産とミサイルのどちらを重要視しているのかを伝えられるではないか。クーラーのガンガン効いた冷え冷えのスタジオで、コメンテーターが「暑い、暑い」と繰り返す報道が一体、どれだけの国民のためになるというのか。元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏はこう言う。
「猛暑という気温よりも、今の安倍政権の方がよっぽど暑苦しい。テレビがジャーナリズムを標榜するのであれば、きちんと政権の問題点を指摘するべきです。横並びで猛暑報道していれば視聴率が稼げると安易に考えているのであれば情けない限りです」
 国の統治機構が“暑さ”で根腐れしている状況を許してはダメだ。


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内 容 ニックネーム/日時
そんなにその韓国ドラマが気に入ったなら、
あなたは本ブログ記事に報道発情報を使わないようにして下さいよ。



説明によれば、偏向報道否定になっているらしき内容なんだから。
全て公式・公式準拠資料ないし情報でやっていただきたい。


でもそうしませんね。日刊ゲンダイや週刊金曜日にまで依存している(嘲笑)



結局、あなたは【変わりゆく現実】から逃げ、
駄々をこねて泣き喚く我儘幼児でしかないんです(一笑一笑)
韓国人と仕事して困ったことまとめ
2018/09/22 18:31

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