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zoom RSS 次の勤労感謝の日は「大嘗祭」なのだが、労組は?

<<   作成日時 : 2018/11/24 07:06   >>

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長く生きていると驚くことも多々ある。昨日は勤労感謝の日だったが、メディアやネットの世界ではほとんど話題にならない。祝日といっても皇室毎年最大の行事・新嘗祭に対応したもので、したがって記念行事などもないはずだ。ただ驚いたのは、この新嘗祭を時事通信が「天皇陛下、最後の新嘗祭に」として報じたこと。当然ながらメディアでよく使われる「平成最後の…」というフレーズもこれまでは絶対になかったものだ。30年前、天皇代替わりで様々な抗議行動を行ったが、それまでは大嘗祭という最大行事も知らなかった。当時、大嘗祭について調べるとその呪術的神秘性に慄然とし、さらには皇室行事の多くが起源が中国や朝鮮にあることも知った。宮内庁が天皇陵や皇室行事を基本的に公開しないのは、その神格性(天皇は神)と同時に、天皇家の先祖が朝鮮にあることが明確になることを避けるからとも言われる。ともあれ、新嘗祭の具体的内容がこのように書かれるのは珍しい。

>天皇陛下は23日、皇居・神嘉殿で、毎年恒例の宮中祭祀(さいし)で最も重要とされる新嘗祭に臨まれた。
 来年4月末の退位を控え、陛下が行う新嘗祭は最後となる。
 新嘗祭は天皇が新穀を神々に供え、自らも口にして五穀豊穣(ほうじょう)と国家国民の安寧を祈る祭祀。午後6時からの「夕(よい)の儀」と、午後11時からの「暁(あかつき)の儀」があり、それぞれ2時間行われる。陛下はこの日、例年通り夕の儀の後半に出席。暁の儀は掌典長が代拝した。
 宮内庁は陛下の負担軽減のため、2009年から暁の儀への出席時間を短縮。12年からは夕の儀も同様に短くし、陛下が80歳となった14年からは暁の儀への出席を取りやめた。昭和天皇は69歳で取りやめている。
 来年11月には、新天皇となった皇太子さまが即位後初めて行う新嘗祭である「大嘗祭」に臨む。(時事通信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181123-00000087-jij-soci

同様に驚いたのが日経の以下の記事。これが新嘗祭当日に何故掲載されたのか? 皇室行事で公開されない祭祀の多くは男性天皇によるもので、女系天皇反対の論拠の一つにもなっていた。しかし、女性が不浄であるとの誤った認識が差別の根源にあること、女系天皇を認めないことも差別であることはほとんど問題にされなかったし、封印され続けている。しかし、日経は敢えてこの日に表に出した。何かウラがあるのか…。

平成の天皇と皇后 封印された女系天皇論 30年の歩み(29) (日本経済新聞 2018/11/23)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38125660T21C18A1SHB000/
 「地球上で最後に残るキングはトランプ4枚と英国王」という俗言がある。大英帝国が栄華を極めた時代の懐旧なのだろうか。だが、根拠となる数字がある。
 英国の王位継承資格者は4000人を超す。英王室は欧州各地の王家と数世紀にわたり縁戚関係を築いてきた。国境を超え分厚い継承資格者が存在する。
 一方、日本の皇位継承者は4人。(1)皇太子さま(2)秋篠宮さま(3)秋篠宮家の長男、悠仁さま(4)天皇陛下の弟、常陸宮さま――だ。
 2005年(平成17年)11月。将来の安定的な皇位継承の方策を検討していた「皇室典範に関する有識者会議」は、女性・女系天皇を認めることなどを柱とした報告書を公表した。
 歴史上、女性天皇は推古天皇など10代8人が存在した。が、男系の皇族でない配偶者との子が即位した例はない。「女系」とは初めての制度だ。
 報告書は、歴代天皇の約半数が、今でいう婚外子だった事実に言及。男系男子による皇位継承の前提条件だった旧習が、現代社会で成立しないと強調した。
 また、戦後廃止された旧宮家の末孫に、再び皇族の身分を与え、男系の皇位継承者を増やそうとする保守派の案も退けた。
 「今上天皇との共通の祖先は約600年前の室町時代までさかのぼる遠い血筋で、国民が皇族として受け入れることができるか懸念される」との理由からだ。
 実は同じような議論が終戦の翌年、1946年の帝国議会で戦わされた。当時の論戦を確認してみよう。
「憲法に折角(せっかく)樹立せられた男女平等同権の原則が、まず皇室典範において破られておるということは 遺憾のきわみ」と女帝容認を求める議員に対し、憲法担当大臣の金森徳次郎はこう答弁した。
「今後とも深き研究を要するものと思いまするが、現在においては、男系ということを動かすべからざる一つの日本の皇位継承の原理として考えております」
「今日なおその時期が至っていないわけでございます」。金森は女帝を否定しつつ、将来の可能性については慎重に留保した。
 有識者会議の報告を受け、当時の小泉純一郎首相は翌年の通常国会に皇室典範改正案を提出する方針を固めた。金森のいう「その時期」がついに来たのだ。
 と、誰もが思った。06年2月、秋篠宮妃紀子さまの懐妊が報道されると風向きが変わる。男児誕生で改正の機運はしぼんだ。
 08年12月。宮内庁は不整脈などの変調を訴えていた天皇陛下の症状が「心身の強いストレスが原因とみられる胃腸炎」と発表した。
 当時の羽毛田信吾長官は、「ここ何年かにわたり、ご自身のお立場から常にお心を離れることのない将来にわたる皇統の問題」による心労との見解を開示。陛下の胸中を代弁した。
 「天皇制を守る」とは、陛下が全身全霊で体現された象徴の「機能」を次代につなぐことなのか。それとも万邦無比の男系男子の血脈というかつての「国体の本義」を守ることなのか。
 後者の立場を貫くと、天皇制の基盤が揺らぐ事態を招きかねない。
 いま、そこにある危機は放置されたまま、平成が暮れる。


労働組合にとって、来年のメーデーは天皇代替わりの日と重なる。連合や全労連がどのような対応をとるのか不知だが、全労協系の多くは不安を感じつつ、メーデーの成功を準備しつつある。間違いなく、天皇制の諸問題を避けるわけにはいかないはずだ。現憲法の象徴天皇制に関する議論も「護憲」では行われにくいとの背景もあるが、来年に向けて考えるべきだろう。なお産経が<【主張】勤労感謝の日 働く人に正当に報いたい>との記事を掲げたことも苦笑してしまった。<過労死や上司によるパワーハラスメントなど日本の職場には、なおひどい状態が見られる。国や地方自治体が障害者の雇用数を水増ししていた問題も明らかになった。いずれも働く人の尊厳を傷つけるものだ。国民が互いに感謝し合う状態にはほど遠い>とは書いてあるが、アベ暴走は尊厳を踏みにじり続けている。
https://www.sankei.com/column/news/181123/clm1811230001-n1.html

余談に属するが、テレビ東京で放映されている「ハラスメントゲーム」はそれなりに面白い(録画して少しずつ視ているので直近は未読)。井上由美子さんの原作・脚本であり、構成もしっかりし、教育的(?)要素もある。ただ、惜しむらくは自分が視た範囲内では労働組合が登場していない。主人公の属するコンプライアンス室に対応する労組役員もいるはずで、舞台である大手スーパーマーケットなら確実だ。もっとも作者がそれが機能していないことを皮肉っているのかもしれないが…。関連して昨日の新聞コラム等を読んでおく。今日も忙しい…。

(天声人語)パワハラを悩む(朝日新聞 2018年11月23日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13781326.html?iref=comtop_tenjin_n
 先日の本紙4コマ漫画「地球防衛家のヒトビト」で、会社のおじさんが悩んでいた。パワハラにならない「バカ」の言い方はないものかと。バカー、バカもん、しまいには「パカならどーだ!?」と口走る。数年前まで中間管理職だった私も、気持ちはよく分かる▼注意するときは仕事の内容に即して、人格を攻撃しないようにと心がけてきた。問題は怒鳴るときだ。バカッと言いたいのをこらえ、「君は何やってるんだっ」と口にしていた。これなら傷つけまい▼しかしハラスメント問題に詳しい弁護士の新村(にいむら)響子さんに聞くと「いや、そもそも怒鳴るのは極力やめた方がいいと思います」。声を荒らげれば相手は萎縮する。親心で「あえて叱ってやろう」と思ったとしても、部下や後輩はそうは受け止めないかもしれないと▼なるほど、自分が叱られる立場ならどうかと考えればいいんですね。しかしそれも「自分基準」に陥る危険があると言う。「自分なら奮い立つと思ってしまうかもしれない。むしろ相手をよく見ることが大事です。震えていないか、しゅんとしていないかと」▼企業がパワハラの防止策に取り組むのを法律で義務づける。そんな方針を国が固めたという。どんな行為がパワハラに当たるかの具体例も示す。NG行為に気を配るのと同時に必要なのは、相手の苦痛に気づこうとする構えなのだろう▼きょうは勤労感謝の日。私も含め、潜在的なパワハラ体質をどこかで発揮していないかと、振り返る日にもしたい。

余録 きょうは勤労感謝の日…(毎日新聞 2018年11月23日
https://mainichi.jp/articles/20181123/ddm/001/070/112000c
 きょうは勤労感謝の日。祝日法に「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」とあるが、分かりにくい。勤労と聞いて、憲法に定められた教育・納税と並ぶ三大義務を思い出す人も多いだろう▲戦前は天皇が神々に秋の新穀をささげ、共に食して感謝する新嘗祭(にいなめさい)の日だった。戦後、天皇祭祀(さいし)と切り離し国民の祝日とするため、このように改められた。縁起を秘し趣旨を生かそうと苦心した民主主義風の名称というわけだ▲由来は大切だが、伝統も一筋縄ではいかない。国を代表し天皇が新嘗祭を行う形は飛鳥時代に始まったとされるが、15世紀の応仁の乱後、18世紀に再興されるまで途絶えていた。皇室の大祭に指定されたのは20世紀になってからである▲5年前、天皇陛下の傘寿(さんじゅ)記念で宮内庁が公表した映像に新嘗祭を執り行う様子があった。保守派から「神事は見せ物でない」との批判もあったが、公開には、象徴としてのお務めのあり方を国民に知らせようという天皇陛下の配慮がうかがえる▲かつて13世紀から19世紀まで、新天皇の即位式では、手の指で「印相(いんそう)」と呼ばれる形を結び、秘密の言葉である「真言(しんごん)」を唱える秘儀が行われた。仏教の要素が取り払われ、神道儀礼に整えられたのは明治天皇の即位式からだ▲天皇制のあり方も世につれ移りゆく。変わるものは変わってこそ変わらないものが残る。来年の新嘗祭は、新天皇が初めて行う大嘗祭(だいじょうさい)として11月14日から15日未明に行われ、勤労感謝の日の宮中祭祀はない。

>【社説】「働く」って何だろう 誰かの役に立つ喜び(東京新聞 2018年11月23日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018112302000153.html

きょうの潮流(赤旗 2018.11.23)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-11-23/2018112301_06_0.html
 噺の(はなし)舞台は閻魔(えんま)の庁です。過酷なノルマで毎日夜中まで仕事に追われ、過労自殺した青年が極楽行きか地獄送りかの裁きを受けにやってきます▼審査役の鬼たちが「まるで鬼やなー」とつっこむほどの働かせ方と会社の冷たい対応。現世を映し出す鏡に現れた母親のやつれた姿と青年の切なる願いに、鬼の目にも涙が―。過労死をテーマにした創作落語「エンマの願い」です▼水と油のような取り合わせが、なぜ実現したのか。その過程をルポした毎日新聞の連載と、演じた桂福車さんや落語作家・小林康二さんの話が『過労死落語を知ってますか』(新日本出版社)と題した本になりました▼遺族の思いもくみ上げながら練り上げた演目。そこには、笑いと温かさのなかに理不尽な死への怒りが込められています。今年2月に亡くなった福車さんは、共鳴や感激は理屈ではなく文化の成せる力、それを活用しながら多くの人にメッセージを伝えたいと▼18年版の過労死白書からは教職員やIT、外食産業、医療などで異常な長時間労働の実態が浮かび上がりました。精神障害も過去最多と深刻さを増しています。まじめに働くものが追いつめられる一方で、何十億円もの報酬をもらう経営者や莫大(ばくだい)な利益をため込む企業の姿があります▼今月は過労死防止の啓発月間。きょうは勤労を尊び感謝する日です。人間の喜怒哀楽を描く落語のように、生きる喜びを感じながら働きたい。過労死のない社会を呼びかける、すべての人びとの声が実る世の中を。

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内 容 ニックネーム/日時
記事内容が発散的に書かれていますね(* ̄m ̄)プッ


水谷研次氏は駄々こねてないで自身が日本国民だという【現実】を受け入れましょう。

でないと、

https://ja.yourpedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E7%A7%80%E5%AE%9C


のようになりますからね。

こいつも脳内幻影ベースのブログ記事を発散的に書き続け、
都合の悪い【現実】から逃亡して、問題行動やり倒した挙句に
悪質ストーカー実行犯として逮捕されたのですから(嘲笑)
韓国人と仕事して困ったことまとめ
2018/11/24 13:48

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